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ドラムでMr.ChildrenのHANABIに挑戦しよう!~イントロからA`(サビ前)イントロ解説~
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!今回はMr.Childrenの代表曲の一つ、HANABIのドラム演奏について解説していきます!テンポがそんなに早くなく難しいテクニックも出てこず、難易度はあまり高くないのですがMr.Childrenらしくアレンジが凝っていて楽曲の構成などが少しややこしいのでその辺りも含めて解説していきたいと思います!
イントロからA`(サビ前)の譜面
イントロから1Aにかけての演奏
イントロはバラードのよくあるアレンジで歌とアコースティックギターのみの演奏となっています。
✔︎クローズドリムショットがメイン
✔︎少しだけフィルがある
✔︎最初のBメロが終わった後、もう一度Aが来る
✔︎場面転換にかかわらずずっと同じフレーズ
特に、クローズドリムショットの音色に気を使って安定した演奏を心がけましょう!
演奏のポイント① クローズドリムショットとは
クローズドリムショットは手でスティックの真ん中あたりを持ち、スネアに押し付けるようにして”カッ”と短い音を出すテクニックです。
バラードやボサノバなどでもよく使われます。今回もサビまでの落ち着いた感じの曲調にマッチしたアプローチですね!リムショットは数ミリ位置がズレるだけで音が変わってしまいますリムショットで良い音がするポジションを事前に把握しておき、しっかり同じ音をキープしましょう!
演奏のポイント②オープンをしっかり決める!
基本となるパターンはベーシックなものですがオープンがほぼ毎4小節ごとに出てきます。フィルにも言えることですが楽譜を先にしっかり確認して出てくる場所を把握し焦らないよう備えましょう!
演奏のポイント③フロアタムは左手で!
やや特殊な奏法としてでてくるのが8小節目などに出てくるフロアタムの奏法です。フロアタムは体の右側に位置しているので通常右手で叩くことが多いですが、今回のように左手をスネアを叩くようなイメージでフロアまで手をのばして叩くと、ハイハットをキープしたまま演奏できます!リムショットからの持ち替えに気をつけてトライしてみましょう🔥スネアより遠くを叩くので普段の感覚と違います、しっかりとフロアタムの中心をヒット出来るように最初は目で見て確認してください!
ちなみにこういう叩き方を、腕が交差することからクロススティッキングやクロスハンドと言います。
演奏のポイント④!長いフィル、タムを左手で!
サビ前4小節はタムのゆったりとしたフィルで、一般的にはハイハットの8分刻みを解除して叩きたくなるところですが、ここでは右手で刻みながらポイント③で解説したように、右手の下をくぐらせるようにして左手で叩いていきましょう!
ハイタムはフロアと違ってクロススティッキングをするにはかなり距離があります。ハイハットの安定感に影響がでない程度に右手をよけて出来るだけタムの中心をヒットするように心がけましょう!
まとめ
今回はHANABIのイントロについて取り上げました!それほど難しくはないはずなので、一定に刻むことや音量のバランスなどに気をつけてみるのも良いですね。キープするのはある意味難しいテンポなのでなかなかうまくいかない場合は自分の体の動きを整理してみてください!
次回はこの続きのサビを取り上げていきます。それでは次回もお楽しみに!