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ドラマーSteve Jordanについて

ABCミュージックスクールドラム科の吉田です!

今回はレジェンドドラマー紹介!記念すべき第一弾ということで、僕が書かせて頂くのはニューヨークのドラマーであり、作曲家やプロデューサーでもあるSteve Jordanについてです。
どんなドラマーなのか一発でわかりますので、まずはこちらの動画をご覧ください!

ドラマーSteve Jordanのおすすめ曲

3 Fat Funky Grooves
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=W9GVF2AqZO4&w=560&h=315]

こちらは彼の教則DVDからの抜粋です。
どうでしょうこの1音1音の力強さ。ひとつの音がこれだけズシンと体に響くのを体感できたのではないかと思います。実はこのDVDは僕自身も持っており、かなり研究しました。「the groove is here」というタイトルです。グルーヴここにあり、ということなのか、俺がグルーヴだ、ということなのか、どちらにしても納得の内容です。

John Mayer – Wait Until Tomorrow
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=q-uSnRVy0Fs&w=560&h=315]

おそらく普通に考えるとこのような曲ではもっと大きなバスドラムでローとアタックを出すのが常套句ではないかと思いますが、これがJordanなんです。かなり口径の小さなバスドラムを使い、丸みを帯びた柔かな音で曲を支えるこの発想力と演奏力、これがJordanなんです。

Memphis Soul Stew – Talking Loud
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=3Q_3L87tUSk&w=560&h=315]

そしてこのGrooveです。何も言うことはありません。自然と体が動いてしまいます!
手を叩き、腰をクネらせ、頭を振らせる。サウンドがタイトです。もうK.O.されてしまいます!

Steve Jordanのプロフィール

彼は1957年1月14日生まれ、ちょうど60歳です。
Eric Claptonや日本人では奥田民生など数々の超有名ミュージシャンのバンドととして演奏したり、自身が参加しているJohn Mayer Trioではグラミー賞を受賞するなど、プロデューサーとしてもとてつもない才能を持った音楽家です。

Steve Jordanのドラムテクニック

そんな彼のドラムプレイを一言で表すならGrooveという言葉に限ります。
プレイは非常にシンプルですが、そこにうねりというか、レイドバックしたスネアの位置、体の動きなどが加わり、8ビートがこんなにかっこいいんだと思えるプレイになっています!

レッスンの中で必ずやることの1つがこの8ビートなのですが、こんな風に叩けるようになったら最高に気持ち良いのではないでしょうか。
昨今はテクニカルなことが流行っておりますが、Jordanはこのシンプルに踊れるようなドラムに命を懸けているところが素晴らしいです。

動画にも特徴が出ておりますがドラムセットはウッドフープのスネアや17”のハイハットを使用するなど、楽器にも独特なものがあります。

そして全身で動きを付け、体のバネを使い、リズムの中の「ここだ!」という場所を見極めてあらゆるショットを打つスタイル。極上のGrooveを生み出せる、唯一無二の存在として君臨しているのがこのSteve Jordanという人です。

どんなドラムを叩くにも根底には必ず太鼓としてのGrooveが必要になります。これほどわかりやすく体現しているドラマーは他にはいないのではないでしょうか。シンプルだけど、だからこそ難しい。そこに命を懸けて追求していく、最高のグルーヴドラマーです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
次回もまた別のテーマでブログを書いていきますのでお楽しみに!

ABCミュージックスクールドラム科講師の吉田がお送りしました!

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ABOUTこの記事をかいた人

プロドラマー・パーカッショニスト。 ドラムやカホン、コンガ、電子パーカッションなど多数の打楽器を駆使して POPS、ROCK、JAZZ、FUSION、MUSICALの劇伴、ゲームの録音 などジャンルに捕われずライブ、セッション、レコーディングで活動中。