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スティーブジョーダンフレーズの解説その1
こんにちは!abcミュージックスクールドラム科のtossyです!
今回はグルーブマスターとして必ず名前が挙がるドラマー、スティーブジョーダンのフレーズを取り上げて見たいと思います!
Wait until tomorrow/john mayer(Where the lights)から
早速動画をどうぞ!
スティーブジョーダンの音圧へのこだわり
以前スティーブジョーダンがインタビューでこう言っていたのが印象に残っています。
「ある程度パワフルにヒットしないといい音やいいグルーブはでない」
一般論として正しいか正しくないかは一旦置いておくとして、ジョーダン自身がそういう哲学のもとにドラムを叩いてきたことは事実としてあると思います。このアルバムのライブレコーディングでもよく聞くとドラムのヒットの強さがハッキリわかると思います。
実際のプレイ
a)
楽譜a)は曲中のプレイを抜き出したものですが、ずっとこのパターンというわけではなくこれに準じた演奏を全編でアドリブを加えプレイしています。スネアは小口径(13インチ)のものをオープンリムショットで強めに叩いていますね、シンバルも含めドラム全体が力強くフルに鳴っているのがすごく印象的です!
体の動きに注目!!
動画は同じアルバムに収録されているテイクと同じテイクの映像版です、CDで聞いたライブ版の映像を見ることができるなんて本当に良い時代になったもんですね⭐︎
彼の“ノリかた”の特徴として、曲中一貫して小刻みでは在りますが、体をグルーブに合わせて動かしているのがわかると思います。ドラムを叩きながら、体自体も乗ることで、非常に安定したリズムを確保した上で、クリエイティブなアドリブやフィルを乗せているわけですね!
僕自身もバンド時代に経験したことですが、他の演奏者、特にベーシストと曲に対するノリかたを揃えると、非常にグルーブが安定します!ドラムをプレイしながら体を動かすことは、賛否両論あるトピックだとは思いますが、バンド内でグルーブが揃わない時はぜひ試して見てほしい方法です🔥
まとめ
今回はグルーブマスター、スティーブジョーダンのフレーズを取り上げました。フレーズ、曲一つ取っても本当にいろんなアプローチがありますね、何が一体その人固有の、独特のグルーブを生み出しているのか、そんなところまで探求しながらパターンを分析するのは楽しいものですね!
このアルバム(Where the lights/John Mayer)はこの曲だけでなく、他の曲も名演奏揃いなので超オススメです!