こんにちは!ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYです!
今日はいつもと一味違った練習メニューをご提案します!
早速動画をどうぞ!!
目次
Rudiments Ritualとは?
Rudiments Ritual(ルーディメンツリチュアル)とはルーディメンツの儀式という意味です。
これはかつてバークリー音楽大学の教授であり、
多くの著名なドラマー(Tony Williams, Terri Lyne Carrington, Julian Vaughn, Vinnie Colaiuta)
を教えてきたAlan Dawsonというドラマーが作った基礎練習です。
彼に教わった生徒は全て日常のルーティンワークとしてこれをこなし、今もその生徒に受け継がれています。
JazzドラムからGospel Chopsまで
ルーディメンツは優れたドラムの基礎練習方法です。
一つ一つが非常に難しいですため特に最初は集中力と注意を要する練習ですが、習慣化することによって、ジャズのリックを学ぶときをはじめ最新のGospel Chopsなどのテクニックにも即座に応用が利かせることができます。
いわば4分8分3連符16分音符などの基礎を超えた、もう一次元上のドラマーの共通言語といえばわかりやすいでしょうか。マスターし習慣化するとこの上ない武器になるので、みなさん是非挑戦してみてください!
- 最初は手だけで練習をはじめましょう
- 最初は必ず非常にゆっくりから。楽にできるテンポを見つけた上で始めましょう。
- 一つ一つのルーディメンツをしっかりと把握し、練習。その上で連続演奏に挑戦しましょう。
- いろんなテンポでやりましょう、非常に遅くやることも難しく、同時にすごく勉強になります!
Rudiments応用編
上に書いた注意点に気をつけ、これらのチェックポイントをクリアしたら足を入れて演奏に挑戦してみましょう!2つのパターンで譜面を用意したのでご覧ください。
a:
b:
動画ではbの、いわゆるサンバキックのパターンでやっています。
a.bどちらのパターンでもできるように練習しましょう!
さらなる発展系は下記の二つ。
✔︎ブラシで演奏
✔︎全てフロアタムで演奏
これらは反発の仕方が弱くレスポンスも違うため、リストの強化にも非常に効果的です。ブラシはジャズのブラシを用いての演奏にダイレクトに効果ありですね!!
ドラムの上達に非常に効率的でかつ効果的。練習に強くオススメします!
まとめ
足を含めたリチュアル全体を余裕で叩きこなすには、26個のルーディメンツに完全に精通する必要があります。道のりは長いですが、一度覚えてしまえば本当に役にたつ練習です。一つ一つのルーディメンツについても詳しく解説動画などで配信していくので楽しみにしていてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!