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手足バラバラエクササイズでドラムの練習効率向上!

こんにちは!!ABCミュージックスクールドラム科講師の五味です。今日は皆さんにドラム初心者の方から最もよく質問に挙がる項目の1つ、「手足をバラバラに動かすコツ」について、今回は自宅などでも実践しやすいエクササイズ手順を説明して行きます!

エクササイズのメリット

✔︎楽器がなくてもできる

✔︎ドラマー、パーカッショニストのリズム感習得

✔︎リズムに伴う身体の柔軟性向上に有効

もちろんドラマー・パーカッショニスト以外の楽器演奏者のリズム感向上にも有効です。是非チャレンジしてみてください!

手足を動かす3つの基本手順

まずはエクササイズに必要な基本動作をやってみましょう!

手足を動かす手順

①イスに座る

②手は太もも(膝付近)に「パー」に近い形で手を置き、太ももを叩く※1

③足はカカトをつけたまま、つま先を上げて地面を鳴らす※2 ※3 ※4

この動かし方で実際に音を鳴らしていきましょう!

基本フォームの補足
※1 痛くない程度に加減しましょう。
※2 住宅環境によっては分厚い本や雑誌などの上に足を乗せるのもアリです。
※3 カカトも持ち上げて足裏全体で音を鳴らす奏法でもチャレンジしてみて下さい。
※4 実際のドラムではさまざまな打ち方(奏法)がありますが、ここでは打った後は手足とも地面や太ももの上に置いたままで結構です。

「2way」で手足バラバラにチャレンジ!

ここでいう2wayとは、左右どちらか片方の「手・足」の事とします。まずは2wayの3つ打ちにチャレンジ!「いち、にー、さん、しー、いち、にー、さん、しー…」とくり返し声に出してカウントしながら、1.2.3.4の順番に体を動かしていきましょう!


✔︎ 手ー足ー手のコンビ【A】

1 右手
2 右足
3 右手
4 休み

4は数を数えるだけ、つまりお休みです。最初はゆっくり繰り返し、出来てきたら徐々にスピードを上げて反復していきましょう。


✔︎ 足ー手ー足のコンビ【B】

1 右足
2 右手
3 右足
4 お休み

手足の順番を入れ替えて叩いていきます。できるようになったら段々とテンポを早くしていきましょう。

練習時のワンポイント
*最初は難しいかもしれませんが、できるだけ同じ早さで数えるようにしましょう。
*メトロノームがある人は上記の4サイクルでのカウント(4拍子)を鳴らしながらチャレンジしてみて下さい。その際も声に出してカウントしましょう。
*声に出してカウントすることがとても大切です。常に声に出しながらやっていきましょう。
*まずは利き手(足)、つまり右利きの方の場合、右手足から動かしていき、逆のパターンも練習していきましょう。

「3way」で8ビートにチャレンジ!

さて、上記2wayではさまざまな「順番」で手足で音を鳴らすことを覚えました。今度は右手でずっと同じリズムを続ける8ビートにチャレンジしてみましょう!フォームは変わらず右手は右足の上、左手は左足の上に置きましょう。


✔︎ 右足と右手の同時打ち+右手3打

1 右足と右手を同時打ち
2 右手
3 右手
4 右手

2wayの時のように4のサイクルで数を数えながら、この順番で鳴らします。 声に出してカウントしながら続けていきましょう。


✔︎ 手だけの8ビート

1  右足と右手を同時打ち
2  右手
3  右手と左手
4  右手

右手は、先と同じく4のサイクルでずっと鳴らしながら、3の時だけ両手、つまり 右手ー右手ー両手ー右手というように音を出し続けます。ステップ1と同じく続けて、体に馴染ませましょう。


✔︎ 右手抜き

1 右足
2 お休み
3 左手
4 お休み

今度は右手のキープなしで、右足と左手でいきます。
必ずカウントしながら、「大きな流れ」で、足ー手ー足ー手(右足と左手で)となっていることを感じていくことが大事です。
この3ステップを体に馴染ませたら、完成系。4wayに挑戦しましょう!


✔︎ 完成形!8ビート
いよいよ完成形です。まずは下記を見ながら、1打1打ゆっくりと動かしてみて下さい。 最初は「信じられないくらいゆっくり」と取り組むのがコツです。

1 右足と右手同時
2 右手
3 両手
4 右手

いかがでしょうか。右手は絶え間なく音を出し続けているので、最初は右手をとにかく一定の早さで鳴らしながら、ステップ3の足ー手ー足ー手を意識するのもコツです。
とにかくゆっくりからチャレンジしてみて下さい!

「4way」で8ビートを発展させよう

さあ!ここでは実際に手足バラバラの4wayにチャレンジします。8ビートに「左足」をつけてみましょう。


✔︎ 8ビート発展版(4way)

1 右足と左足
2 右手
3 両手と左足
4 右手

いかがでしょうか。1と3で左足が加わっていますね。
右手は絶え間なく音を出し続けているので、最初は右手をとにかく一定の早さで鳴らしながら、とにかくゆっくりからチャレンジしてみて下さい!最初はものすごく複雑に感じると思いますが、とにかくゆっくり出来たら徐々に早く、詰まったらまたゆっくり、という風にして徐々に早くしていきます。

これが8ビートで「4way」、『手足バラバラ』の8ビートの完成です!

まとめ

いかがでしたか?今回は 2way、3way、4wayエクササイズをシンプルに解説してみました。

特に大事なのは、くり返しお伝えしましたが「カウント(声に出して数を数える)すること」「最初はとてもゆっくりと」の2つです。

実際のレッスンでは 2way、3way、4wayでもそれぞれの応用やより実践的なフレーズ、 さまざまなカウントの仕方や拍(パルス)の感じ方 4wayの時の重心の取り方なども説明しております。対面ではドラムセットを使用して解説を行いますので、より専門的・留意点を交えた解説も可能です。

上記の手足バラバラエクササイズの応用や詳しい方法は対面レッスンにて解説・レクチャーしておりますので気軽に会いに来てくださいね。
一緒に楽しくドラムの上達をしていきましょう!

以上、ABCミュージックスクールドラム科講師の五味がお送りしました!

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