ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYです!
好評に次ぐ好評の嵐!あの基礎練シリーズ第二弾です!!
今回取り上げる基礎練は
✔︎パワー不足
✔︎フィルのタム回しがうまくいかない
✔︎もっと綺麗な音を出したい
そんなわけで今回は、手や腕の一番根本的なスタミナ・筋力・基礎の体力作りのためのタム回し練習をご紹介いたします!!
目次
タムを回して、負荷をかけよう!
タム回しとは複数のタムを連続して叩くことを言います。一番よくあるのはスネアを起点に16分で高いタムからタカトコドコドコと二発づつ叩く、こういうのがタム回し。
2回、4回、8回と何回叩いてもタム回しといいます!なぜこのタム回しの練習をするのが基礎体力をつけることにつながるのか?それは主にこのような理由からです!
②違う反応をする楽器を叩き分けることによって繊細な対応能力が身につく
③体幹を安定する練習になる
汗噴出!フルストロークで耐久練習
同じ太鼓といえどもスネア・ハイタム・ロータム・フロアタム、全て違う楽器です。跳ね返り方、響き共に異なります!位置も違うしそれに従って手のポジションも変わってきます。
基本的にキッチリ叩ききれば良いのですが、それぞれの楽器の特性があるということは心の片隅に覚えておきましょう。
⭐️それでは練習スタート⭐️
最初はそれぞれの楽器になれるため、少々長いスパン(2小節)で挑戦しましょう!スネアの16分が叩けるぐらいの速さで挑戦してください!目安;♩=100ぐらいからでどうでしょう。もちろん遅くするのも速くするのもありです。
それぞれの楽器のど真ん中めがけて16分音符で
スネア→ハイタム→ロータム(ない場合は飛ばす)→フロア→スネア→ハイタム〜〜(繰り返す)
最初は2小節ごとに移動してください!16発×2小節で32打ずつですね!
✔︎それぞれど真ん中を叩く!
✔︎フォルテ(強く)で左右均等にハッキリクッキリ聞こえるよう叩く
✔︎姿勢はタムに対して常に正面(へそが叩いてるタムに向いている状態)
✔︎遅れない、意地でも遅れない
✔︎ハシらない、意地でもハシらない
スパンを短くしよう 集中力!!
だんだんスパンを短くしていきます!
2小節ごとを1分ぐらいやったら次は1小節ごと(16打)を1分。
次は半分の2拍分(8打)そして1拍分(4打)を1分やってみてください。
この4分だけで汗だくになってませんか!?笑
しかしその分負荷がかかって、確実にリストのストロークが鍛えられるわけです!
是非自分の限界の速さまでテンポを上げて、さらにそのちょっと先の速さを集中力と忍耐力で乗り切りましょう!そうするとめちゃくちゃ効果的に鍛えられるはずです!!
どんどん工夫、改良していこう!
基本的な練習法は上にふれた通りです。負荷がキツい分シングルのスピードアップなどにはもってこいですね。
例えばこれを今度はさらにレベルアップして
✔︎ピアノ(弱く)で叩いてみたり
✔︎サンバキックをやりながらやってみたり
✔︎チェンジアップをそのまま置き換えてみたり
ピアノで叩くのはめっちゃ難しいですよ〜!このように工夫は無限大!どんどん負荷をかけて自分の腕を磨きましょう⭐️
筋力とドラム
ドラムを叩くのに筋力はいるかいらないか、、、長い間議論されている問題です。ハッキリ結論から言いましょう、ドラムを叩くのに筋力は、、
要ります!!!!!
絶対に、ゼッッッッッたいに要ります。
っていうか当たり前やろ、スティック動かしてんのもつかんでんのも体支えてんのも全部筋力なんやから!👋
というわけで、このブログを見た方はラッキーですね、明確に結論が出たわけですから。
ただしです。やみくもに筋トレすればドラムがうまくなるというわけではございません。ここでいう筋肉は質のいい筋肉です。
先程行ったようにスティックをコントロールして実際に稼動させているのは筋肉ですから繊細な動きもパワーも正確なコントロールも全て頭の中のセンス(感覚)とそれを正確に音にする質のいい筋肉が必要なんですね!
それを鍛えるのが今回取り上げた練習でした!負荷のかけすぎで腱鞘炎などにならないようくれぐれも注意して挑戦してみてください!!!
今日はここまで!次回の基礎練楽しみに(笑)しててください!!