ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYです!
ドラマー超初心者向けブログシリーズ!
前回は「ドラムを始めよう!その楽しさとハマるポイント」という記事をお送りしました。
今日はドラムを習得していく上である意味、最も重要といっても過言ではない「イスの座り方」についてお話していきます!
目次
ドラム椅子の選び方
おい、いくらなんでもバカにするんじゃあない、イスの座り方ぐらい知ってるに決まってんだろ!
そんな声が聞こえてきそうですね。
ただ敢えてもう一度言います。「最も重要といっても過言ではありません!」
その理由は「ドラム人生に深く関わる」から。
基本的なポイントを押さえていないとプレイが不安定になったり、ドラマー人生を縮めてしまう結果になりかねないのです!
実は椅子の座り方については、教則本を見てもそこまで重要視されてない事が多いのです。そしてその結果体の不具合につながることがよく有ります、僕の知人のドラマーでも腰をこわしてやめる事になった方もいました。
そうならないためにも皆さんのベストな椅子セッテングを見つけてください!
ドラム椅子ってどんなやつ?
はい、とりあえずこれがイスです、スローンとかドラム椅子と呼ばれることもあるので覚えておきましょう!
セッティングを始めるときはこいつ、もしくはこいつとバスドラムの位置を最初にきめます。
椅子の種類
イスには油圧式で上下調整できるもの。四脚の物。固いもの。ソフトなもの。背もたれ付きのもの。多種多様ですね。
こんな変わり種も…
なんなんでしょうね、ちょっと爆笑してしまいました。
アメリカでは流行りだしてるみたいなんですが、日本ではちょっといろんな理由で流行りそうもないですね、、、、
とにかく!
椅子にどうやって座るかは、体に負担をかけないために本当に大事な事なのです!
ドラム椅子に正しく座る4つの方法
大切なポイントは3つ。一つ一つ解説していきますね!
椅子の高さ
椅子の高さはヒザの角度が九十度よりやや広くなるように設定してください、九十度より狭いと、股関節や腰を痛める原因となるだけでなくバスドラムを多用する局面で、演奏が非常に難しくなります!
腰掛ける位置
腰掛ける位置に関しては口頭で説明するのが困難なのですが、言ってしまえば、浅すぎても深すぎてもだめです。基準であり目標となる事は、十分な可動域を確保しつつ、左右どちらかの足を動かした時に体の軸がブレないこと。
(ヒールアップ/オープン(後述)の場合は特に椅子に体重の支えを任せる事が重要です)両足の太ももの間からすこし椅子の台座が見えているぐらいが望ましいかとおもいます。
背中の角度
背中の角度も椅子の高さと密接に関係しているので絶対的な基準はありませんが、後傾になりすぎても前傾になりすぎても、プレイや体の負担に影響して来ます。
足を動かした時にブレない範囲ないでやや前傾、リラックスすることは大事ですが、「背骨が腰の上にちゃんと乗っていること」を意識してください。
バスドラム(ペダル、くるぶし)の位置
イスとバスドラムをセッティングして足のくるぶしの位置がヒザより手前に来ることのないようにしましょう。
上手く力が伝わりません地面から垂直からややくるぶしの位置が前(自分のいちから奥側)あたりが良いとおもいます。
以上、イスのセッティングでした!
とにかく腰や股関節その他に体の違和感を感じたら、まずイスの座り方を疑ってください。
今回はやや堅い話になってしまったのですが、非常に重要な事なので、ぜひマスターしましょう!
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