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電子ドラムは買った方がいい?
ギターやベースと異なり、ドラムセットは楽器自体が大きく、さらには大音量なので、自宅での練習は中々難しいのです…😢
そのため、ドラムを練習するには音楽スタジオを使用することが一般的になりますが、「電子ドラム」を使って練習することも1つの練習方法です☝️
そこで、今回は電子ドラムは買った方がいいのか、またどのように使えばいいのかを解説して行きたいと思います!
電子ドラムは買った方がいい?
買った方がいいか、買わない方がいいかの2択の場合、結論から先に申し上げると、「買った方がいい」と言えます💡
生ドラムを演奏する場合は、多くの人が音楽スタジオを利用するかと思いますが、スタジオ代、交通費、移動時間が、練習の費用として都度発生します。
電子ドラムであれば、初期投資として本体を買ってしまえば、時間や費用を気にせずにいつでも好きなだけ練習することが可能です!
システム1つで音色を変化させる事も可能で、電子ドラムの音と曲の音源を同時に流して練習できるのも電子ドラムならではの醍醐味です✨
しかしメリットばかりではく、電子ドラムを導入する上での環境作りや、生ドラムとどう違うかも理解しておく必要があります。
生ドラムとの比較
電子ドラムは叩いた衝撃でセンサーが反応し、設定された電子音が出る仕組みになっている為、生ドラムよりも強弱やダイナミクスの表現が難しくなります。
生ドラムであればスネアヘッドやスナッピーの張り具合を自分で調節出来ますが、電子ドラムではスネアやタム、シンバルまでも電子パットで代用していることがほとんどです。
そのため、音のバランスや、フレーズのちょっとしたニュアンスまでも徹底して練習したい方は、音楽スタジオで練習することをオススメします🙌
また、生ドラムでスネアヘッドやシンバルを叩いた時の感覚と、電子ドラムでパッドを叩いた時の感覚はかなり違う為、どちらの感触も体験しておくことは練習する上で重要になります🥁
環境を整えよう!
電子ドラムは、内蔵された電子音をイヤホンで聴くことが出来る為、太鼓やシンバルの音が周囲に鳴り響くことはありません。
しかし、電子パッドの打面を叩いた際に「スティックで物を叩く音」は発生してしまう為、防音対策は必須です!!
キックも同じく、電子のバスドラムを鳴らした時には振動が床に響きますので、マンションやアパートで叩く際は、下の階へ響かないようにする対策も必要です💡
防音、防振対策のオススメとしては、ゴム製で厚みのある「フロアマット」を2重にして敷くことで、衝撃を吸収してくれます!
また、夜間も騒音トラブルに繋がりかねないので、叩く時間帯にも気にしながら練習しましょう⏰
電子ドラムの歴史について
電子ドラムの歴史は1970年代まで遡ります。
当時の電子ドラムは、生ドラムの音を再現する技術がまだ発展していなかった為、シンセサイザーのようなピコピコとした電子音が主流でした。
そこから電子ドラムだけでなく、電子パット単体のリズムマシンが販売されるなど、よりデジタルに特化した商品が出てくるようになりました!
90年代にはロックバンドが大流行し、生ドラムの大きい音が求められる中、デジタルメーカーの「Roland (ローランド)」は、生ドラムの音を再現した「TD-7」という電子ドラムを開発します。
これが大ヒット、さらには電子ドラムの元祖となり、他メーカも改良を重ね、今では一般家庭へ練習用ドラムとして普及されるようになりました✨
自宅での宅録にもオススメ
電子ドラムはパソコンと同期することによって、自分が叩いた演奏を録音、編集することも可能です!
生ドラムで本格的に録音を行う場合、太鼓、シンバルにそれぞれマイクを設置するのですが、スネア、タム、キック、ハイハット、シンバルなど、、他の楽器と比べてもかなり労力がかかります。
その点、電子ドラムであれば、内蔵された電子音がそのままパソコンに取り込まれる為、タイムパフォーマンス、コストパフォーマンス共に優れています😆
MacやiOSであれば「GarageBand」などの編集アプリで簡単に録音が出来る為、曲作りの際などに是非活用してみてください!
まとめ
防音や場所などの環境さえ整っていれば、電子ドラムを使って練習、さらには録音もできる為、買って損はないかと思います😆
今買うか悩んでいる方は、この記事を参考に決めていただければ嬉しいです!