ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYです!
メトロノーム練習シリーズ!
第一回ではリズムの感じ方
第二回では超スロー練習を取り上げてきました。
どうでしょう?練習ははかどっていますか!?
今回で最終回!第三回の今日はさらに自分をいじめ抜いて、ストロングなリズム感を身につける練習を紹介したいと思います⭐️
✔︎テンポキープに難ありと感じている
✔︎自分はドMだ
目次
メトロノームでドラム上達!
拍を抜いて“追いかける”“合わせに行く”から解放されよう!!
#1とも通じる内容ですが、メトロノームに合わせに行ってしまうと、永遠に自分の中に強いリズム感を持つことができません。今回の取り上げる練習はみなさんが頼りにしている重要な拍をメトロノームから抜いてしまうという練習です、、、
キーワードは“解放”!合わせにかかることから解放されて、真のぶれない強いリズム感を手に入れよう!
自分との戦い!?本当の目隠し練習!
普通メトロノーム練習といえば、
✔︎その裏も含めた八分で鳴らして練習
#1の感覚をつかめたらまずはメトロノームの拍を抜く設定から始めてみよう!
実際にどのように設定するかというと
普通の練習の時のメトロノーム(8分8拍)
カッ コッ コッ コッ カッ コッ コッ コッ
これの1、3、5、7泊目を抜きます
消 コッ 消 コッ 消 コッ 消 コッ
ウラ拍だけなっている状態ですね!
メトロノームに音を消す機能がなくてもこの状態になれば方法はなんでもありです。テンポを倍(♩=120なら60)にしてウラで感じると同じ状態になりますね!#1で暗闇の中と書きましたが、これこそ本当にガイドが消えている目隠し状態ですね!
エイトビートでも難しい!?地獄のウラだけ練習!
是非一度、試しに基本的なエイトビートでトライしてみてください!先ほどの状態にしたメトロノームにのせて叩いていきます⭐️重要なポイントは
✔︎当然フレーズのアタマは“消した”一拍目であり、つられて二拍目から始めない!
✔︎鳴っているメトロノームとシンクロしているか!?
どうでしょう難易度がガラッと変わりませんか!? これの効果は自分のテンポで勇気を持って演奏することの補助的な役割を果たします。一番わかりやすく合わせやすい表拍をぬくことによって、強制的に自分のテンポで頑張らないと、という状態になります。
合いの手のように二拍目、四拍目にメトロノームがハマる状態これが正解です!!
この練習方法の発展系として四拍目だけとか、はたまた二拍目の裏だけとか いろんな応用が利きます! いろいろ工夫して自分をイジめてみてください!!笑
さらにそれでも余裕だぜという人は #2のトピック、超スロー練習との複合技にトライしてみてください、強烈なものがありますよ!
メトロノームと親友になる
最終回の今回はよりシビアなメトロノーム練習について解説しました!
三回にわたりメトロノームの練習に触れてきました、#1から#3共通して言えることは、とにかく自分の中に強力なリズム感、パルスを作るための練習だということです。
最初はなかなか合わずフラストレーションがたまることもあると思いますが 腰を据えてじっくり向かい合うと、意外と早くつかめるのです⭐️
温泉に浸かっている時のように完全にリラックスして、楽しんで演奏してもズれないレベルまでいけば、元のテンポで演奏した時に信じられないほど安定して演奏することができるはず!
普段の生活でも、親友ってある程度通じ合っているとその場にいなくてもあいつならこう言うだろうなとかそれは間違ってるとか、その場にいなくてもわかるもんじゃないですか?
メトロノームも一緒で、自分を信じメトロノームと信頼関係ができると聞こえなくてもゆっくりでもそばにいることがわかるようになるのです!!そうなればインパクトのあるブレークスルーがあなたを待っているに違いないのです!!
三回全部見てくれた方ありがとうございます!
それではまた次回お会いしましょう!
楽しみにしていてください⭐️