指弾きのコツ
①親指の位置
弦に対して垂直に指を配置するために、写真のように親指が先頭に来るようなフォームで弾きましょう!
②親指の関節は曲げない
親指の第一関節はピンと伸ばしたままで弾いてください。親指の根元から動かします。
③右手の指の役割を決める
親指はルート音のある弦、人差し指は3弦、中指は2弦、薬指は1弦を弾きます。他にも様々なパターンがありますが、まずはこの役割で弾いてみましょう!
ルート音とは?
先ほど、「親指はルート音のある弦」と書きました。ルート音について簡単に説明したいと思います。
ルート音(根音)とは、コードの中で一番低い音のことです。
例を2つ挙げて解説していきます。
Cは6弦を弾かないコードなので、一番低い音は5弦の音です。
薬指で押さえた5弦の3フレットの音がドなので、Cというコードのルート音はドです。
指弾きでCを弾く時は、親指で5弦を弾くことになります。
Emは全ての弦を弾くコードなので、一番低い音は6弦の音です。
6弦の開放弦の音(押さえずに鳴る音)がミなので、Emというコードのルート音はミです。
指弾きでEmを弾く時は、親指で6弦を弾くことになります。
代表的なパターン
代表的なパターンを簡単なものから順に3つ紹介しますので、曲に合わせて使ってみてください。
アルペジオパターンを作ってみよう
ご紹介させていただいたアルペジオパターンの他にも、様々なパターンを考えることができます。
最後にパターンの作り方について解説していきます。
①出だしは親指でルート音を弾きましょう!
②それ以降の音は自由に!
出だしを親指で弾くことは決定で良いと思います。その後は好きな響きになるように決めていただいて大丈夫です。
今回は、細い弦から順番に弾くパターンを作りたいと思います。
このようなパターンになります!
同時に複数の指で弾いてもカッコ良くなります!
親指と薬指が同時のパターンも作ってみましたので参考にしてください。
出だしは親指がコツなので、是非色々なパターンを作って弾いてみましょう!
まとめ
指弾きは慣れるまで難しいので、ゆっくりじっくり練習してみてください。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
ABCミュージックスクールの高原がお送りしました!