YOASOBIの「夜に駆ける」簡単バージョンを叩いてみよう!④

目次

YOASOBIの「夜に駆ける」簡単バージョンを叩いてみよう! Part4

葦名講師
ABCミュージックスクールドラム科の葦名です。今回もYOASOBIの「夜に駆ける」のドラム演奏を解説していきます!
いよいよ最後の夜に駆けるの解説です!最後はC’〜最後まで演奏していきましょう!

楽曲解説の前に大切なこと
C’セクションからは今まで3回にわたってやってきた夜に駆けるの総復習だと思っていただきたいです!
今まで練習し培ってきたものを最大限発揮し最高に楽しい演奏をしましょう!

 

今回の動画

>C’セクション:BPM130 【3:14~3:31まで】

 
Cセクション,OUT:BPM130 【3:31~4:22まで】

 

解説その1:C’に挑戦してみましょう!

 

フレーズの特徴

C’のメロディーはC(サビ)と同じですが、刻まれているリズムなどがなくなる、盛り上げる前に一度落ち着かせるパートです。(「落ちサビ」と言われています)
つまりこのセクションをBセクション同様、最後のCを最高に盛り上げるために必要不可欠なセクションと考えましょう!

 

演奏のポイント①

前半4小節は休みのため、ついテンポを数えることを忘れてしまうかもしれません。ですが、何もない小節も油断せずにしっかりテンポを感じ、しっかり数えて次のクラッシュシンバルをジャストのタイミングで叩きましょう!

 

演奏のポイント②

後半4小節はBセクションの前半のように左手抜きのビートになっています。

ここはCセクションにかけてどれだけ盛り上げることができるかによって、Cセクションの盛り上がりが決まります。
そして最後の16分音符(焼きそば)のタム回しは、掛け声のようなイメージでCセクションに入る気持ちをしっかり持って叩きましょう!

 

ここが一番大事!:

一つ前のセクションのBセクションでは、最後のサビへ向けて盛り上げて下さい、と解説しましたが、実際にこのパートで落ち着いてしまっています。
それなのになぜBセクションであそこまで盛り上げる必要があったのか。

それはC’セクションが落ち着いたことをよりはっきりさせるため、そしてそれは最後のCセクションを演奏のピークであることをよりはっきりさせるためであったのです!

なのでここのセクションは曲の中で一番落ち着かせて最後のCセクションに備えましょう!

 

演奏時の注意点:

既に解説している通り、ここのセクションはCにかけてどれだけ盛り上がることができるかがかかっているとても重要なセクションです。このセクションでは今までお話ししてきた盛り上げるところと落ち着かせるところを特に大袈裟に表現しましょう!

 

解説その2:Cセクション,OUTに挑戦してみましょう!

 

フレーズの特徴

C,OUTセクションについてはフレーズとして難しい点はほとんどありません。というより皆さんがここまでやってきたものを最大限発揮していただければ必ず出来ます!最大限盛り上げていくことを意識して演奏しましょう!

 

演奏のポイント①

Cセクションの最後のフィルインが今までと形が違い、8分休符が入っています。

8分休符の感覚を掴むことはもちろん大事ですが、ただ言葉で説明しても習得するまでにとても時間がかかってしまいます。なのでここは歌詞の「駆け出していく」の「し」の部分とタイミングが一緒であることを意識しましょう!

最初はそうやって歌詞などで共通しているタイミングを見つけて合わせていくことによって段々とタイミングがわかってきます。

 

演奏のポイント②

最後のOUTセクションの最後のフィルインもいつもと少し違う形をしていますが、これは曲中で全員が同じキメを演奏してるのでそこに合わせましょう!

または最後のフィルインの形の違うものは16分音符(焼きそば)を2つ並べた、つまり音が8個(焼きそば焼きそば)あるうちの1・4・7個目(焼  ば  そ )のタイミングになるので、このように考えてやってみてもタイミングは測りやすいかもしれません。

 

ここが一番大事!:

この曲の最後のCセクションから終わりまでは基本的に特別落ち着くこともなく、最後まで走り切るような演奏になっています!
なのでCセクションで盛り上がったら最後まで盛り上がり続けると、とても感動的なラストになります!

 

演奏時の注意点:

走り切るイメージを持ち続けて、決して途中で盛り下がらない演奏が望ましいです!盛り下がってしまうと、聴き手側の盛り上がっていた気持ちが一気に盛り下がってしまうので盛り上げたら盛り上げ続けましょう!

 

まとめ&次回予告

葦名講師
いかがだったでしょうか?
今回で夜に駆けるの解説は以上となります。基本の8ビートを使いながら曲の流れを意識したドラミングを解説していきました。これらの曲に対してのドラムの考え方は他の曲でもとても応用できるものばかりなのでぜひ他の曲でも試してみてください!

色々と解説してきましたが、やはり楽しんでドラムを叩けるかどうかが一番重要です。今後ともドラムを楽しんで演奏してください!ありがとうございました!
ABCドラム教室の葦名理樹がお送りしました!

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