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大事!スネアドラムの選び方
今回から3回にわたってスネアについてフォーカスした記事を書いていこうと思います!第1回の今回はズバリ「スネアの選び方」です!
ドラムをはじめてのめり込んでいけば遅かれ早かれたどり着く、「はじめてのスネア」。めっちゃワクワクしますよね!
そんな中受講生さんをはじめとした、皆さんからよくもらう相談のbest3!
1位「そもそもどんなスネアを選べばいいか分からない・・」
2位「どんなジャンルでも完璧に叩けるスネアドラムってあるの?」
3位「メーカーごとに向いているジャンルってあるの?」
こんなお悩みや疑問を持っているドラマーの皆さんの疑問が少しでも晴れたらいいなーと思って書いてみます!
是非ご覧ください!
欲しいスネアの音色は決まっているか?!
いきなり結論からお伝えすると、どんなジャンル、シチュエーションにも100%対応するスネアドラムは、ありません!
やや攻めたことを言ってしまいましたが、全てのシチュエーションに完璧な音を叩き出せるスネアなどない、という意味です!
✔︎強烈なパワーでラウドロックの2,4を紡いでいくための音
✔︎バラードで包み込むような音
✔︎ジャズで切れ味鋭くあらゆるダイナミクスに対応できる音
✔︎ヒップホップ、R&Bで好まれるショートかつドライな音
だからこそ各ドラムメーカーがしのぎを削って種類のスネアドラムを開発し、ドラマーもビンテージ・最新を問わず複数台のスネアを所有する。
理想の音を求めてチューニングにこだわったり、皮、スナッピー、フープなどのパーツを試し続け、曲やシチュエーションつまり「求める最高なドラムの出音」を出そうと頑張っているわけですね!
ですからスネアを買うときに必要なのは、自分がどんなジャンルや雰囲気の音楽をやっているかを把握して、それに必要な音を持っている、近づけられるスネアを探すことが非常に大事なんですね!
音色を左右するシェルの素材の特徴を知る!
スネアの音色を構成する要素にはシェル(胴、一番見えているパーツ)、フープ(皮をスネアに固定する枠)、スナッピー(裏面にある響き線)、ラグ(フープを胴体に固定するパーツ)など深く探っていくと色々ありますが、何と言っても一番スネアのキャラクターを決定づける要素はシェル(胴)の素材でしょう!
シェルの素材も種類が膨大にあるのですが、代表的な材質はメタルシェル(金属)かウッドシェル(木材)ということになります!
✔︎音が明るい
✔︎抜けが良い
✔︎パワーがある
✔︎倍音が豊か
ウッドシェルの特徴
✔︎暖かい音
✔︎倍音がまとまりやすい
✔︎乾いた響き
最後はインスピレーションも大事!!愛着の持てるスネアを選ぼう!
スネア選びを理論的に考えるといくつも選ぶための指標はあります。今まで取り上げてきたトピックもあるし、
自分が好きなドラマーのモデルを使ってみるとか、
人の評判を参考にするとか、、、、
しかし僕が思うとても大事で忘れてはいけないと思うことはその楽器に愛着が持てるかどうかということです。安かろうが高かろうが、あまり人の持ってないスネアだろうが、多少評判が良くなかったとしても、自分の最初のスネアを買ったらきっといろんな工夫をして理想の音を目指そうとするでしょう!その過程で試行錯誤することこそがものすごく大事なポイントでもあると思います!
「うわ!このスネアかっこいい!この音やばい!これが欲しい!!」
もし楽器屋でそんな風に思うことがあったなら、そのインスピレーションをどうか大切にして欲しいです⭐️
まとめ
スネアドラムを選ぶ際の重要なポイントを考えて見ました!
自分のスネアさえ買えば誰にも遠慮なくいろんな皮の種類を試したり、チューニングを試したりできます。
自分が初めて持つスネアに触れ続け自分の中のスタンダードな生のスネアドラムのサウンドを持つことによって他のスネアの特徴が分かりやすくなることもまた自分のスネアを持つことのメリットだと言えますね⭐︎
是非実際に自分の中の明確なスネアのイメージを持って楽器屋に行って実際に叩いて見てください!いろんな発見が待っていると思いますよ!
以上!ABCミュージックスクールドラム科講師のTOSSYでした!