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スネアの音を変えるパーツを解説!

色々なアーティストの曲を聴くと、曲に馴染むようにチューニングされていたり、タイトであったり、スナッピーがよく聞こえたりと、スネアの音作りは無限大なのです☝️
そんなスネアの音作りですが、どこのパーツが音そのものに影響を与えているのか知っていますか??
今回はスネアの音を変えるパーツをそれぞれ紹介していきます!
自分のスネアの音を変えたい!と思った方は是非参考にしてみてください☺️
スネアの音を変えるパーツその① 「表ヘッド」
手軽に簡単に音を変えたいならば、まずは打面のヘッドを交換してみましょう!
標準の厚さ「アンバサダー」を基準に、厚めの「エンペラー」、薄めの「ディプロマット」を試してみましょう🥁
選ぶコツとしては、よりパワーが欲しいロック向けのヘッドは「エンペラー」で、繊細でスナッピーの音の反応が欲しい場合は「ディプロマット」を張ってみてください☺️
そこから音を引き締めたいのであれば、スネア中心に黒い丸(ミュート材)のついた「CSコーテッド」をオススメします!
これらの厚さや種類は、ドラムヘッドメーカーのREMO(レモ)を基準にしておりますが、他メーカーのEVANS(エバンス)やaspr(アサプラ)でも音が変わるので試してみてください🙌
スネアの音を変えるパーツその②「スナッピー」
スネアの”ジャッ”とした音を作っているのが「スナッピー」です!
スナッピーは数本のワイヤーが並列に束になったアイテムですが、このワイヤーの本数がスネアの音を作る肝になります👀
ワイヤーの数が多いほど”ジャッ”とした音が増えてパワフルな鳴りになり、寧ろワイヤーの数が少ないとシェルの鳴りが活きたスネアになっています(^^)
一般的なスネアのワイヤー本数は20本なので、20本を基準に自分好みの鳴り方を探してみましょう!
また、スナッピーはシェルの側面についている「ストレイナー」と呼ばれるスイッチで調整します。
ストレイナーのつまみを回すことで裏ヘッドとの密着具合を微調整出来るので、スナッピーの響き具合をコントロールしたい方ストレイナーにも注目しましょう♪
スネアの音を変えるパーツその③「フープ」
スネア本体の上下に組み合わさっている金属の輪っかが「フープ」です。
表裏のヘッドを固定する役割のため、スネアの音に影響が無いと思われがちですが、フープを交換するだけで音は変わります!
一般的なスネアには、伸ばした金属板が折り曲げられて作られた「プレスフープ」がついています。シェルをきちんと鳴らし切ってくれる構造になっているため、リムショットを打つと「カァーン」とオープンに鳴るようになっています✨
この「プレスフープ」と真逆なフープが「ダイキャストフープ」です。「ダイキャストフープ」は、溶かした金属を型に流し込み作られることから耐久性に優れており、リムショットの音も引き締まった音になります。
ガツンと鋭い音を鳴らしたい時は「ダイキャストフープ」を使ってみてください😆
スネアの音を変えるパーツその④「シェル」
最後はスネアの胴である「シェル」自体を変えてしまうことも音を変える手段になります!
シェルを変えるよりもスネアをもう1台買った方が効率が良いのは間違いないのですが、パーツのサイズが同じであれば、シェルを組み替えて違う音を楽しむのもオススメです(^^)
温かくフラットに鳴ってくれる木製シェル、鋭くキンキンと鳴ってくれる金属製シェルなど、自分が鳴らしたい音を想像しながら色々なシェルを試してみてください✨
また余談ですが、色々なスネアを試したい方には木製のスネアを買うことをオススメします。
理由として、音楽スタジオやライブハウスに常設してあるスネアは、ほとんどが金属製スネア(スチールスネア)で、金属の特有の音を体感することができますので、そこに自前の木製スネアを持っていくことで、木製・金属製どちらのスネアも叩き比べが可能となるのです😆
音楽スタジオによっては、様々なスネアを揃えている店舗もあるので、色々なスタジオを利用してみてください♪
まとめ

どれも大切なパーツですが、ヘッドの交換はスネアのメンテナンスにも繋がるので特にオススメです☺️
色々なパーツを試しつつ、自分好みの音でドラムをやっていきましょう(^^)