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人気ドラムメーカーをご紹介! 〜海外編〜
日本の楽器屋でも輸入されたドラムセットなどが店頭に並んでおり、独特のパーツや、海外ドラマーのパワーを存分に鳴らせる機能性も気軽に試すことができます。
今回は、人気な海外のドラムメーカーを3選ご紹介していきます!
オススメのモデルも解説しますので、是非参考にしてみてください♪
Drum Workshop (ドラムワークショップ)
通称「DW(ディーダブリュー)」と表記され、キックペダルやシンバルスタンドなどのハードウェアが頑丈であり、数十年使い続けても壊れずに使い続けられる耐久性が特徴です。
歴史を遡ると、元々はドラムを専門としたスタジオの運営がメインだったそうです。運営補助の流れからスローン(ドラム椅子)の製造を始め、その製造をきっかけに、様々なハードウェアが生まれてきました。
DW製品の中でも「5000シリーズ」というキックペダルは、踏んだ瞬間にパワーを感じられる一級品です。5000シリーズは1970年代半ばに誕生し、スムーズな機能性と、一度見たら忘れることの無いデザインにより人気を博しました。
その後も5000シリーズは進化し続け、今では「DW9000」という軽やかな踏み心地に加え、自分好みに設定が可能な構造が備わった定番モデルも出ています。
ドラムの専門雑誌「リズム&ドラムマガジン」のネット記事では、DWの副社長のインタビューがあり、DWの歴史が細かく書いてありますので、是非チェックしてみてください!
SONOR (ソナー)
ソナーはドイツ発祥のメーカーで、スネアの開発が盛んであり、ロック系からコンサート系まで幅広く展開しています。
創業は1875年で、当初はドラムセットではなく、本革を用いたミリタリードラムの生産から始まりました。その後はコンサート打楽器であるティンパニ、グロッケンなどの製造にも着手していったことから、徐々に事業を拡大していった背景があります。
そんなSONORドラムですが、高級感溢れるデザインと、しっかり鳴ってくれる密度の濃い素材が特徴です!
上位モデルには金属部分には金メッキが装飾されており、スネアケースも正方形のトランクケースが標準装備として付属するなど、高級品ならではあしらいが徹底されています。
中でも「AQ1シリーズ」はSONOR独特の創りが詰まったドラムセットです!バーチ(樺の木)という硬い素材を使っていることから、ドラマーのパワーに順応して芯が太く鳴り響いてくれます。
デザインだけでなく、上級者にも納得の機能性であることから、世界各国のプロドラマーに愛されるメーカーです!
Ludwig (ラディック)
最後はビンテージドラムの王道、創業から100年以上の歴史を誇る「ラディック」を紹介していきます!
今では当たり前にあるキックペダルの生みの親でもあり、世界で初めて実用的なペダルの開発、製造に成功した経歴があります。
本格的なドラムセットが生まれる前の時代から、パーカッションの基礎を築きあげ、その時代のニーズに応え続けてきたことから、各メーカーの中でも一際目立った存在です。
ビンテージ品の中でも特に有名なスネアは「LM400シリーズ」で、スネア界でも明器と言われる程のロングセラーモデルです。
「LM400」は金属素材のスネアですが、年代によって素材が変わり、1955年〜1960年頃までは「ブラス」、それ以降は「ラディアロイ」というアルミの合金材へモデルチェンジしています。
音色はロックドラマーが非常に好む音色で、明るく、キレのあるサウンドが特徴。
伝説のロックバンド Led Zeppelin(レッドツェッペリン)のドラマー「ジョン•ボーナム」が愛用していたことでも名が高く、他のスネアと比べても圧倒的なボリュームに長けています。
まとめ
創業の歴史が非常に深く、ドラムセットの原点にも繋がる為、ドラム好きであれば一度は海外のメーカー品に触れてみてほしいです♪
勿論、日本メーカーも世界各国で活躍している為、気になった方は前回のブログも参考に、様々なメーカーを比べてみてください!