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知っておくべきドラマー! 〜国内編〜
好きなアーティストがきっかけでドラムを始めたり楽器を触ってみたりする方が、昔も今も多いのではないかなーと考えています。
(かく言う筆者も、好きなアーティストに影響を受けてドラムを始めました笑)
世の中にはバンドを支えるドラマー以外にも、音楽家のサポートに徹するドラマー、また偉大な経歴を持つドラマーまで、様々な分野のドラマーが存在します。
そこで、今回は日本の有名なドラマーの紹介をしていきたいと思います!
この記事を読んでいる貴方の好きなドラマーが登場するかもしれないので、是非最後まで見ていってくださいね(^^)
YOSHIKI (X JAPAN / THE LAST ROCKSTARS etc…)
まず最初にご紹介する方は、国内のみならず世界中で大活躍されている、YOSHIKI (よしき)さんです!
ドラムに詳しく無い方でも一度は聞いたことのある名前では無いでしょうか。
多彩な音楽家としてピアノを弾いている姿も有名ではありますが、ヴィジュアル系ロックバンド「X JAPAN」のドラマーであり、高速なリズムを正確に、パワフルに叩くというプロドラマーです。
またソロ活動や音楽プロデューサーも務め、積み上げてきた努力と才能によって世界規模のチャレンジを今でも続けています。
そんなYOSHIKIさんの愛用ドラムは、日本の3大メーカー「TAMA」のドラムセットです。
ライブではアクリルを素材とした透明なドラムセットを使用することが多く、バスドラムはなんと2台のツーバス仕様になっています。
激しいバンドサウンドに食らいつくような重たい音圧と、完璧なパフォーマンスで繰り出されるハイテンポな演奏技術は、ロックバンド界隈を築き上げてきた宝と言っても過言ではありません!
神保彰
千手観音のような手捌きでドラムを叩き、またドラムセット1つで何曲も演奏してしまう、日本が誇るドラマー 神保彰(じんぼ あきら)さんをご紹介します。
1980年に変則的なリズムが特徴のフュージョン•バンド「カシオペア」のドラマーとしてデビュー。
その後もソロミュージシャンとしてデビューし、活躍の場を益々広げていき、ドラムセットだけで別のパートも演奏する「ワンマン•オーケストラ」が世界的に大ヒットします。
特徴の一つでもある「超絶技巧」ですが、非常に細かいフレーズを長時間叩き続け、さらにはプログラミングされた音源を同時に叩くことで、まるで多人数が演奏しているようなパフォーマンスは世界が認める凄技です。
ドラムセットは日本のメーカー「YAMAHA」の「YD9000AJ」を使用。
木材の素材が活かされたドラムセットであり、綺麗なウッドの見た目は、使い込むごとに深みを増していると過去のインタビューにて語られています。
バスドラムのヘッドに描かれた鮮やかな花のシンボルもポイントです!また、ドラムセットには複数のタムやシンバルと、同期音源となる「電子パッド」が左右にセットされています!
デビュー当時よりYAMAHAを使い続けており、メーカーとタッグを組んだシグネイチャーモデルを販売するなど、こだわりのアイデアは今日のYAMAHAドラム製造に大きく反映されています。
河村”カースケ”智康
「カースケ」の愛称でお馴染みの日本を代表するプロドラマー。
長髪、長髭のスタイルで、テレビの音楽番組にバックバンドで出演していることが多く、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
80年代にプロドラマーとしてデビューし、今では桑田佳祐、星野源、椎名林檎、aikoなど、数々の有名アーティストのバックバンドやレコーディングに参加されています。
ドラムセットのセッティング自体は至ってシンプルなのですが、カースケさんの特徴はなんと言っても「ズシッ」とした芯のあるサウンド。ハイハット、スネアを打ち付けるように叩くプレイスタイルで、16ビートでも全くブレのないリズムを叩きます。
「CANOPUS (カノウプス)」のドラムセットを昔から愛用しており、メーカーのエンドース契約も結んでおり、中でも「R.F.M(アール・エフ・エム)」という、メイプルを素材にした特注のドラムセットを好んで使用。
「カンッ」と明るく抜けがありながらも深みのある胴鳴りが、カースケさんのプレイスタイルとマッチしています。
また、スネア、タム、シンバルまでもが水平に低くセッティングされており、身体の重心をドラムセットにそのまま乗っけていることで、「ズシッ」としたサウンドが出ているのではないかと思われます!
まとめ
記述した通り、セッティングやプレイスタイルは三者三様ですが、積み重ねてきた経験や、こだわりのサウンドによって、今日も音楽業界にて活躍されています。
楽器を演奏する上で、プロミュージシャンの叩き方や動きは非常に参考になりますので、是非チェックしてみてくださいね♪