レッスン8フィルインで差をつけよう!(後編) -基礎と練習方法-
~ドラムコース超初心者編~


Lesson8(後半) 解説

超重要な三つのコツ!「手順を決める」「テンポキープ」「ハッキリ叩く」

POINT1
手順を決める

毎回違う手順で叩いてしまうと、体が動く前に頭で考えてしまうため、体が硬くなり、フォームが安定しません。

今回は、8ビートからのフィルインという流れ。
まずは、この曲の流れに一番適した手順を決めてから練習に入りましょう。

叩いてみた結果、「こっちの手順の方がいい」となることはよくあると思いますので
その場合は、柔軟に変更しながら叩きましょう。

今回、レッスン動画で叩いているフレーズの手順は、画像の通りです。
テンポは、BPM65から、ゆっくり、しっかりと叩いてみてください。

このフレーズに慣れてから、8ビートとつなげて叩けるか挑戦していきましょう。

POINT2
肝はテンポキープ!

8ビートからの流れで叩くときに陥りやすいのが、
「走ったり(早くなったり)」「もたったり(遅くなったり)」することです。

いきなり違う手順でドラムを叩くので、体がおいつかなかったり、頭が混乱することが原因となります。
これらを防ぐために段階を2つに分けるのがオススメです。

第一段階→8ビート、フィルイン単品でしっかり叩けるようになる
第二段階→8ビートからフィルインの流れを切り取って、重点的に練習すること。

どちらもうまくいかないときは、一度LESSON7に戻り、8ビートを叩くポイントをクリアできているかを確認していきましょう。

Lesson7 はじめての8ビート(前編) -8ビートの基本・パターン-
Lesson7 はじめての8ビート(後編) -8ビートの完成-

POINT3
はっきりくっきり叩く

しっかりとした出音で叩けるように、はっきり叩きましょう。

フィルインの役割は、「曲の流れを盛り上げる」「ドラマチックにする」ということ。
音がこもらないよう、8ビートと同じ音量で叩くようにしましょう。

また、くっきりと叩くことで自分の弱点が浮き彫りになります。
苦手なところを意識し、補いながら練習をしていきましょう。

よくある質問にお答えします!
Question
01
フィルインって難しいですね~~!!

そうなんです!
さらにここから、どんどん楽しくなってくるところでもあります。

頑張って体得してもらえたら嬉しく思います!
早くて難しい!ということでしたら、手順を覚えるためにメトローム無しで叩いてみるのも一つの手だと思います。

フレーズを声に出しながら「タントンタカトン!」と叩くのも文章にするとアホっぽいですが、ものすごくオススメですよ!
Question
02
もっとたくさんのフィルを知りたいです!

素晴らしい!
ドラムを楽しんでもらえてとっても嬉しいです!

今回のフィルは音の数で言うと5つ叩いているのですが、1つだけのフィル、2つのフィルなど簡単なものもあれば、「32個」と凄まじく長く速いフレーズもあります。

これらは次回からのLESSONでも紹介していきますのでお楽しみに!


ABCミュージックスクールオンラインをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む