レッスン9譜面の読み方を覚えて練習効率UP!(前編) -三点セット-
~ドラムコース超初心者編~


Lesson9(前編) 解説

三点セット「ハイハット」「スネア」「バスドラム」の譜面を理解しよう!

POINT1
ドラム譜ってどんなもの?

これがドラム譜面の例です。
ぱっと見よく分からないと思いますが読めるようになることで

①譜面をみながら自在に叩くことができるようになる
②頭の中、音源などの「イメージ」だけでなく視覚的なデータとして演奏を把握できる。
③練習の効率化を図れる

とメリットがたくさんあります。
最初から一気に覚えるのは難しいので、今回はPOINT2から6までの解説で一つ一つ解説していきます。

着実に覚えていきましょう。

POINT2
ドラム譜の表記はヘ音記号

ドラムに限らず、あらゆる楽器で譜面は使用されます。
その際の記号は様々ですが、ドラムでは「ヘ音記号」を使うケースがかなり多いです。

理由としては低い音を担当するからとだけ覚えておきましょう。
根本から理解する必要はないので、「こういうものなんだな」くらいに考えていただいて大丈夫です。

また、音符の位置はタムタムの数などによって変動することがありますので、今回は王道な譜面の読み方ということで理解していただけたらと思います。

POINT3
ハイハットの譜面

ハイハットの音は、楽譜にするとヘ音記号の[シ]の位置に表記されます。

画像のように、×マークで表記されることが大きな特徴です。
この記号は、ドラムの楽譜でよく見ると思います。

画像の下の楽譜は
「1小節で8回ハイハットを叩く」ときの楽譜になります。

POINT4
スネアの譜面

スネアの音は、ヘ音記号の[ミ]の位置になります。

スネアの音は、ドラムの中でもちょうど真ん中あたり。
ハイハットよりも低い音であることがわかります。

同じように画像の下にある楽譜が、「1小節間で8回叩く」という意味になります。

POINT5
バスドラムの譜面

バスドラムは、ヘ音記号の[ラ]の位置。
ドラム譜で最も低い音階ですので、音符の位置も低くなります。

そして、画像の下にあるのが「1小節間で4回叩く」という楽譜です。

POINT6
8ビートの譜面

ハイハット、スネア、バスドラムのみを使用した8ビートの譜面です。

ビートになるとお互いの音符の関係性がなんとなく見えてきますね。
ハイハット、スネア、バスドラムの関係を確認しながら叩いていてください。

譜面は、これからもレッスンでも出てきますので、少しずつ読み方を覚えていきましょう。

よくある質問にお答えします!
Question
01
ドラムに音階はないのに、なんで譜面に音階がついているんですか?

おっしゃるとおり音階がないのがドラムの特徴!

ですが、建前上、譜面があった方が演奏しやすいため、上のような表記をします。
Question
02
譜面とか理論とかとても苦手です・・・

ドラムで「理論っぽい」ことを学ぶのは、ドラム譜くらいです。

先にもあげたように、基礎的なことだけでも覚えておくことで、上達は加速します。
基本から1つ1つ理解していけば、それほど難しくはありませんので、ちょっとだけ頑張りましょう!
Question
03
ドラム経験者です。ハイハットを踏んだ時や、オープン、クローズの表記はどうなりますか?

素晴らしい質問です!

もちろんそれぞれ譜面の表記の仕方があります!

今回は基本三点のみの解説でしたが、そのほかについても、Lesson9の中編、後編でも解説していきます。
さらに詳しく学びたい方は、lesson10以降で解説させていただきますのでお楽しみに!


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