ハイハットの叩き方(後編) -コツとエクササイズ-
~ドラムコース超初心者編~
クリックに合わせて叩いてみよう!
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BPM65
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BPM80
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BPM110
Lesson6(後半) 解説
ハイハットでいい音を出すための3つのコツ
POINT2
手首+肘で叩くよう意識する
ハイハットも、他のドラムと同じく「鞭のように振るイメージ」が好ましいと言えます。
そして、手首だけで叩くと、小回りは聞きますが、ダイナミックさや音量にかけてしまいます。
手首と肘を意識することで、「音量」と「小回り」、両方のバランスをとることができます。
手首だけを使った時の違いも、是非体感してみてください。
POINT3
ハイハットの開きを意識する
ハイハットは、踏み込み具合で音色が幅広く変わります。
切れ味のある、タイトな音にしたい時は「強く踏み込む」こと。かかとはヒールアップにすると、無理のない姿勢になります。
広がりがある、ルーズな音色にしたい時は「緩く踏む」こと。かかとをつけた状態(ヒールダウン)にすると、スムーズに出せます。
注意点としては、体全体を左側に傾けないこと。
傾けてしまうと、腰にかなり負担がかかるので気をつけましょう。
太ももから先の体重をハイハットに預けるようなイメージです。
無理ない姿勢でハイハットを踏むように心がけてください。
椅子の座り方も大事になってきますのでLESSON2も参考にしてみてください。
Lesson2 [ドラムを叩く前に] 椅子の座り方の基礎を学ぼう!
POINT1
ショルダーでたたく
ドラムスティックの先端部分を「チップ」
チップ下の細い部分から中央に向かい、太くなる部分を「ショルダー」といいます。
ハイハットは、この二か所で叩くことができますが、まず始めは、「ショルダー」で叩くほうをお勧めします!
理由は大きく分けて二つ。
①小さな力でも大きな音量が出る
②肩が上がってしまうのを防ぎ、フォームが安定する
サウンド的によほど好みでない場合は例外ですが、まずはショルダーを使ってハイハットを叩くことに慣れていきましょう。