ドラムセット豆知識(後編) -タム類の紹介と演奏例-
~ドラムコース超初心者編~
Lesson3(後半) 解説
ハイタム・ロータム・フロアタムで基本的なドラムセットの完成
POINT2
印象的なフレーズを鳴らすフロアタム
音色はタムタムとはまったく違う低音が特徴です。
ドラムセットの中ではバスドラムの次に低い音のため、それを生かした印象的なフレーズを叩くことに向いていますし、フレーズによってはハイハットのようにビートを刻む役割を果たすこともあります。
大きめな口径のドラムで、床に一番近いところからこの呼び名がついています。
POINT3
ドラム上達の秘訣は「好き」であること!
一つ一つのドラムに対して愛着をもち、楽しんで叩いていくことで、
「このパーツはどうなっているんだろう?」
「チューニングを変えたらどうなるだろう?」
と、もっと上達していきたいという気持ちになっていくもの。
是非叩くことにハマってもらえたら、とても嬉しく思います。
POINT1
ハイタム、ロータムはサウンドをカラフルにしてくれる!
ハイタムもロータムも、主にフィルイン(リズムの境目などに入れるフレーズ)で使うことが多いドラムです。
時にはフィルを派手にする役割、時にはタム中心のフレーズで場面転換するなど、ドラマーの個性によって様々な使い方ができます。中には、10個以上のタムを使うドラマーもいます。
今回は一番王道な「ハイタム」「ロータム」を合計2つ使用しています。
フロアタム以外のこの2つのタムを「タムタム」と呼びます。ニックネームのようなものなので、覚えておきましょう。