ドラムセット豆知識(前編) -ドラムの起源・パーツ解説 –
~ドラムコース超初心者編~
Lesson3(前半) 解説
ドラムでもっともよく使う三点セットとシンバル類について
POINT2
もっともよく使う三点セット
バスドラム、スネアドラム、ハイハットの三つを合わせて三点セットと呼びます。
ドラムの基本パターンである8ビート、16ビートなどで頻繁に使用されています。
バスドラムは、一番低い音を出す大太鼓で、基本ドラムセットの中心にあります。
スネアドラムは、座った時に目の前にある小太鼓で、パーンとぬけのいい音が特徴です。
ハイハットは、リズムを刻む時に叩きます。ドラムセットの中で唯一音の長さを変えるのが最大の特徴です。
セットに呼称がついているだけあり、最も叩く頻度が高い3つになります。
さらに詳しい解説は以下のレッスンをご覧ください。
・Lesson4 バスドラムの基本的な踏み方と注意点(前編)
・Lesson5 スネアの叩き方(前編) -仕組みと基本的な叩き方-
・Lesson6 ハイハットの叩き方(前編) -構造とセッティング-
POINT3
シンバル類について
クラッシュシンバルは、曲の頭や大事な流れに向かう時のアクセントとして使う事が多い楽器です。
「ガシャーン!」と入れる事によって曲の盛り上がり、ドラマチックさを演出します。
ライドシンバルは、ハイハットのようにビートを刻む時に叩く事が多い楽器です。
ジャズではメインのビートのほとんどを叩くなど、曲調によって使用頻度が上下するのが特長です。
POINT1
ドラムセットの生い立ち
鼓笛隊の楽器を一人で演奏できるようになるためにドラムセットは生まれました。
きっかけは人件費削減のためという説が濃厚のようです。
両手両足をつかって演奏するという発想から、今のようなドラムセットが普及されるまでの歴史は100年ほど。長い時間を経て今の形が確立されました。