レッスン2[ドラムを叩く前に] 椅子の座り方の基礎を学ぼう!
~ドラムコース超初心者編~


Lesson2 解説

椅子の座り方のポイントは「高さ」と「深さ」

POINT1
座った時の膝の角度は90°以上に

椅子の高さと座り方は、しっかりとドラムを叩くことはもちろん、腰を痛めないようにするためにとても大切なポイントです。
長時間叩いても疲れない、体にできるだけ負担をかけないフォームを少しずつ身につけていきましょう。

まずは角度から。座った時の膝の角度が90°以下になると、バスドラムを踏むときに腰に負担がかかってしまいます。

ドラム椅子の高さは、膝の角度が90°以下にならないように気をつけましょう。

POINT2
両足を動かしても上半身は固定!

椅子に腰かける深さは、浅すぎても深すぎてもいけません。

浅く座った状態だと、両足ペダルを踏む時に上半身が安定せず、深すぎるとしっかりとした音が出せず、どちらもドラムを叩く 時、腰に負担がかかります。

重要なのは両足を同時に動かしても、上半身がブレないこと。人それぞれ体格や身長が違うので、実際にドラム椅子に座って安定するポイントを探してみてください。

違和感がないポイントを見つけたらその高さを意識して毎回セッティングするようにしましょう。

よくある質問にお答えします!
Question
01
あの、椅子の座り方ってそんなに大事ですか?

とっても大事です!

演奏でクセがつく可能性があるばかりか、腰痛、ヘルニアなどになるリスクが高くなります。
楽しくずっと音楽を演奏して欲しいと僕たちは考えていますので、「もっとも基礎的で、体に負担がかからない座り方」を提案しています!是非参考にしてみてください!
Question
02
猫背なドラマーもたくさんいます。好きなドラマーがおかしな椅子の高さだったらどうしたらいいですか?

その気持ちとってもよくわかります!

僕たちはあくまで「「個性を生かし、伸ばす」ことを優先しながらレッスンを行っていますのでこのようにお伝えしていますが、大好きでしょうがないドラマーがいて完コピしたい!という場合、それはそれでアリです!

しかし、体が一番大切だということは変わりありません。
そしてもう一歩掘り下げると、体格、骨の太さ、筋力、腕の長さなどあらゆる要素が関わってそのフォームが成り立っているので、それも踏まえてトライしてみて頂けたらなと思います!

好きって何よりも大事です!お互い頑張りましょう!


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