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色々なドラマーのセッティングを見てみよう!〜バンドドラマー編〜

タムが1つだけ(ワンタム)のセッティングで叩くドラマーや、エフェクトシンバルをドラムセットの周りに配置するドラマーなど、演者の個性はそのままドラムセットに反映されています♪
そこで、今回はセッティングが特徴的な国内ロックバンドドラマーをご紹介していきます😆
使用機材なども公開されている範囲で解説しますので、自分のセッティングとどう違うかなど注目してみてください♪
ピエール中野(凛として時雨)
高い演奏技術と実力を誇り、国内外問わずに人気なロックバンド「凛として時雨」のドラマーである、ピエール中野さん!
音楽番組の出演や、自身が監修するイヤホンの製作、他アーティストへのサポート活動など、培ってきた経験や音楽知識を様々なジャンルに満遍なく発揮されています✨
そんなピエール中野さんのドラムセットは、国内メーカー「TAMA」の”Silver Star Mirage”というシリーズ。
名の通り、美しく透明感のあるアクリル素材のドラムセットで、さらにはシェルの内側にはLEDライトが装着されており、カラフルな見た目に変えることも可能👀
大きさが若干異なる2つのタムと、周りには手に届くよう計算された幾つものシンバルが配置されており、理に適ったドラムセッティングと言えます!
メーカーからは本人のシグネイチャースティック、スネアが発売されており、異例の売り上げを記録した経歴もあります😳
中西雅哉 (THE ORAL CIGARETTES)
バンドでワンマンライブを行えば即完、また音楽フェスへの出演は勿論のこと、自主企画でフェスを創ってしまう程、常に人気急上昇のロックバンド「THE ORAL CIGARETTES」。
その要であるドラマー、中西雅哉さんのドラムセットは見た目のインパクトが凄まじく、なんとシンバル4枚がドラムセットの前方を囲うように高く配置されています!
使用シンバルは海外メーカー「Zildjian(ジルジャン)」がメインであり、王道である「A Customシリーズ」 を筆頭に、複数のエフェクトシンバルが組み込まれています。
また、白くシックな見た目のddrumドラムセットは、本人が1つ1つのパーツを塗装しており、この世に1台しかないドラムセットになります😆
鈴木貴雄 (UNISON SQUARE GARDEN)
タイアップするアニメソングにて数々の名曲を生み出してきたスリーピースロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN」のドラマー 鈴木貴雄さんのドラムセッティングをご紹介!
ドラムセットは米国メーカー「DW (Drum Workshop)」の”Collector’s Maple”を使用。
注目すべきは、本来であればバスドラムの上に設置されるタムが、フロアタムの横に並んでセッティングされている点です👀
スネアを叩いている姿がお客さんに視覚的に伝わるよう、演者、お客さんどちらにも視界がクリアになるよう組み立てられています😆
タム、フロアタムを横並びにすることでしか叩けないフレーズもあり、コピーバンドをする際には是非、真似してみてはいかがでしょうか😎
山田淳 (My Hair is Bad)
新潟県上越市で結成されたロックバンド「My Hair is Bad」。
スリーピースとは思えない程の轟音を生み出しているドラマー 山田淳さんは、「SAKAE (サカエ)」などの国内メーカーのドラムセットを使用しています!
タムホルダースタンドにハイタム、ロータムを設置し、一般的なロックドラムのセッティングかと思いきや、なんとチャイナシンバルは頭上高くに配置されています。
チャイナシンバルを叩き切るようなドラムプレイが非常に魅力的で、左右どちらのスティックでも叩くことのできる万能なセッティングになっています☺️
勢喜遊(King Gnu)
最後にご紹介するのは全国ドーム規模のライブをこなすバンド「King Gun」のドラマー 勢喜遊のセッティング!
注目は何と言っても、サンプリングパッドを使用した演奏スタイルです。
タム近くにセッティングしており、パットを叩くことで、コンピュータによって作られた同期音(効果音)をスピーカーより出すことが出来ます✨
この同期音と生ドラムの音を組み合わせることで、唯一無二のバンドサウンドを生み出しているのです♪
また、ドラムセットは「TAMA」の”STAR Walnut”を使用しており、派手な色合いのカラーリングを纏っています!
まとめ

バンド活動を続けていくことでシンバルやタムの位置に変化があったりするので、ライブを見に行った際には、好きなドラマーのセッティングに注目してみてください!😆