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ドラムの『前ノリ』と『後ノリ』を知ろう!
ドラムはリズムを作る楽器ですが、その中でもリズムの「ノリ」が存在します。
「ノリ」とは、音楽の拍節的リズムを意味する言葉でもあり、例えば4分音符の「1・2・3・4」などが挙げられます。
メトロノームを使えば正確なリズムを出せますが、ドラマーが生み出すリズムは僅かに早かったり、後ろに引いた感じがしたりと、その演奏者の個性が「ノリ」となって色々なグルーヴを生み出しているのです!
そこで今回のブログでは、この「ノリ」について解説していきたいと思います!
「ノリ」を知ることで表現の幅が広がりますので、是非最後まで読んでください!
「前ノリ」「後ノリ」とは
メトロノームの正確なテンポに対して、少し前のめりなテンポ感を「前ノリ」、一歩引いたテンポ感を「後ノリ」といいます!
実は「ノリ」の定義は具体的に決まっておらず、爽快なスピード感のある楽曲を「前ノリ」、どっしり構えた感じを「後ノリ」と呼ぶこともあります。
特にバンドでドラムを叩く方は、この「前ノリ」「後ノリ」の感覚を知っておくと便利です!
次に、ノリを感じられる楽曲を紹介していきます!
「前ノリ」を感じる1曲はこちら
前ノリを体感出来る1曲!
8分、16分、3連符が多用されている楽曲で、バチバチとしたフロアタムの音も印象的です。
Aメロでは8分音符を刻んだハイハットと、スネアの細かいゴーストノートがいいアクセントを出していますが、特に注目してほしいのは「サビ」の前ノリなハイハットです。
東京事変のドラマー刄田綴色さんの唯一無二なドラムを、是非聴いてみてください!
「後ノリ」を感じる1曲はこちら
紅白歌合戦など、テレビ番組などでも数多く取り上げられるヒット曲!
楽曲の基盤ともなっている4分音符のバスドラムと、スネアのバックビートに注目です。
「透明人間」と比べると、スネアが一歩引いた感じで鳴っていることが分かりますでしょうか。
星野源さん自身も影響を受けている「ブラックミュージック」と呼ばれるジャンルは、後ノリを主軸としたダンスミュージックであることから、自身の楽曲にも強く反映されているのだと考えられます!
まとめ
今回はリズムにおける「ノリ」について解説しました!
皆さんも日々聴いてる曲が前ノリなのか後ノリなのか、意識して聴いてみてくださいね!
ドラムを初めてみたい方や、演奏で悩みがある方は是非、無料の体験レッスンへお越しください!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう