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知っておくべきドラマー! 〜海外編〜
海外の有名ドラマーはドラム界隈において大きな功績を残したり、歴史を築いてきたレジェンドばかりです。
知っておくとドラムのスキルアップにも繋がりますので、是非読んでいってください(^^)
ジョン・ボーナム (John Bonham )
歴史的ロックバンド「Led Zeppelin (レッドツェッペリン)」のドラマーであり、32歳という若さで亡くなってしまったものの、パワフルで且つ大胆なドラムプレイは、今でも世界中のドラマーの憧れでもあります。
アメリカ発行のメディア雑誌「ローリング・ストーン誌」が掲載した、歴史上最も偉大な100人のドラマーでは堂々の第一位に抜擢され、ロックドラマーとしての頂点に輝いています。
プレイスタイルは冒頭にも書いた通り、パワフルで且つ大胆…なのですが、細かいフレーズを考案してはロックドラムに落とし込み、さらにはラテンやジャズなどのフレーズまでロックに馴染ませてしまう凄技の持ち主でもあります。
また、Ludwigの「LM402」というアルミ素材のスネアを愛用しており、力強いショットがそのまま「スコーン」と抜けてくれることから相性も良く、ロックドラムの定番スネアとして根強い人気があります。
この「LM402」は以前、おすすめのスネア紹介という記事でも詳細を記載しておりますので、気になった方は是非見てみてください♪
リンゴ・スター (Ringo Starr)
世界最高峰ロックバンドと称される「The Beatles(ビートルズ)」のドラマー。
ドラムパートだけでなく、楽曲によってはボーカルも担当するなど、多彩な一面も併せ持っており、1970年のバンド解散後は、セッションドラマーとしてソロ活動に専念し、数々のアーティストの作品へ携わるようになります。
そんなリンゴ・スターのプレイスタイルは決して派手ではないのですが、正確なリズムと安定感のあるフレーズにより、バンドを軸から支えていました。
また、本人は左利きなのですが、驚くことにドラムは右利きのセッティングで演奏をしています!
左利きであるが故に独特なフレーズを生み出し、さらに”ハネ”のあるビートで速い曲も難なく叩きこなしていることから、ロックドラマーの中でもかなり器用だったと言えます。
海外メーカーでお馴染みLudwigの「ブラック・オイスター」というカラーを纏ったドラムセットを使用し、ミュートをしていたことから温かみのある深い鳴りが特徴です。
スティーヴ・ガッド(Steve Gadd)
最後は、「ドラムの神様」と称され、今でも世界中を飛び回りながら活動しているトップドラマー 「スティーヴ・ガッド」の紹介です。
演奏ジャンルは多岐に渡り、ロック、ジャズ、ブルース、フュージョン、ポップスなどなど…。全てのジャンルにおいて一流であり、計算されたフレーズから、粒の揃ったフィルインまで、完璧なドラムスタイルが特徴です。
フレーズにおいては、「パラディドル」というダブルストロークの奏法を多用しており、近年では自身が監修した教則本もリリースしています。
世界のトップドラマーですが、使っているドラムセットはなんと日本のメーカー「YAMAHA」のRecording Custom (レコーディングカスタム)です!
YAMAHAとは40年近くの付き合いがあり、シグネイチャースネアの発売は勿論、タッグを組んで新商品の開発を行うことも度々あるそうです。
今年(2023年)の秋に来日もしており、ドラムクリニック「Steve Gadd Drum Clinic 2023」を渋谷で開催しています。
まとめ
日本のミュージシャンでも、海外ドラマーに強く影響を受けて、自身のプレイスタイルに反映させている方は沢山います。
ドラムの歴史を語る上で欠かせない重要人物ですので、より詳しく知りたい方は是非調べてみてください♪