スネアヘッドの種類を解説!

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スネアヘッドの種類を解説!

片瀬講師
スネアは表面と裏面にフィルムが貼られています。この表面のフィルムを「スネアヘッド」といい、スネアの音色を決める重要なパーツとなります!
今回はスネアヘッドの解説を交え、メーカー別に定番のヘッドを紹介していきます。

 

フィルムの厚さで選ぼう

スネアヘッドは厚さによって音色が変わります。薄いほど打音が繊細になり、厚いほど太くてパワフルな鳴りが得られます。
厚いスネアヘッドの中には、フィルムを2層に重ねた”2ply(プライ)”という種類も存在し、音は太くパワフルで、さらにタイトになります。

また、厚さにも名称があり、薄い順に「ディプロマット」「アンバサダー」「エンペラー」の3パターンで分けられます。
※上記名称は世界的メーカー「REMO」を基準としています。

繊細な音が求められるコンサートスネアなどには「ディプロマット」
ハードでパワフルな音を出したいメタル系のスネアには「エンペラー」など、
音楽性や使うスネアによってヘッドを選んでいきましょう!

 

表面がザラザラ?ツルツル?

厚さの他にも、加工素材や質感によっても選択肢の幅は広がります。
スネアヘッドの表面を触った時にザラザラしているものを「コーテッド」、ツルツルした手触りのものを「クリアー」といいます。

「コーテッド」は、あらゆるスネアに用いられるほど定番で、アタック音がまとまっており、音の鳴りもタイトになります。
「クリアー」は、名の通り透明なフィルムで、音色は明るく抜けが良く、スネアそのものを鳴らしてくれるような音色が特徴です。

 

オススメのスネアヘッド!

【REMO】 定番のスネアヘッドはこちら!

メーカー : REMO(レモ)
型番 : 114BA
名称 : コーテッドアンバサダー

スネアヘッドの定番として、数多くのスネアに標準で採用されています。「コーテッド」且つ「アンバサダー」なので、名称の通りスタンダードでどんなジャンルの音楽にも使えます。
スネアヘッド選びに迷った際は、114BAを基準に試してみることをオススメします!

 

【EVANS】 初心者〜中級者にはこちら!

メーカー : EVANS(エバンス)
型番 : B14UV1
名称 : UV1

REMOと肩を並べるメーカー「EVANS」からは、UVシリーズのUV1をオススメします。
特徴としては、初心者の方でもスネアのチューニングが簡単に出来ます。チューニングがしやすいことで、低音から高音まで綺麗に鳴らすことが可能になり、音も程よくまとまってくれます。耐久性も高いことから、演奏、レコーディングなど幅広い実用性が期待出来ます!

 

【aspr】ワンランク上の音質!

型番 : TE-01C14
名称 : TE-01C ( SL シリーズ)

aspr(アサプラ)は、国内唯一のドラムヘッドメーカーで、1枚1枚が職人の手によるハンドメイドで作られています。
SLシリーズでは、プラスティックフィルムは一切使われておらず、独自の人工素材を使うことで”本皮”のような温かみのある音色が特徴です。
幅広いジャンルでの活躍は勿論、+aで芯の太さを感じられますので、ワンランク上の音を求めている方へおすすめです!

 

【AQUARIAN】 中〜低音域にはこれ!

型番 : TC14
名称 : Texture Coated White

AQUARIAN(アクエリアン)は、スネアヘッドのフープ部分(周囲の銀色の部分)から綿密に製造されており、チューニングの緩みを気にすることなく演奏が可能です。
サステインは少し短く、ローピッチでもしっかりとした輪郭の打音が特徴。且つ、耐久性にも優れている為、パワフルに叩くハードヒッター系のドラマーさんへ相性抜群なヘッドです!

 

まとめ

片瀬講師
今回は「スネアヘッド」の種類について解説しました。
価格は1枚あたり3,000円前後で、楽器店やネット通販でも購入が可能です。
スネア本体とスネアヘッドの組み合わせは無限大なので、是非色々と叩き比べてみてください!

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