スネアは素材で音が変わる?

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スネアは素材で音が変わる?

片瀬講師
ドラムセットの中でも核となり、突き抜けるようなサウンドが特徴である「スネア」
ドラマーであれば日常的に叩いているスネアですが、素材によって音が変わることはご存じでしょうか?
今回は、スネアの素材について分かりやすく解説したいと思います!

 

木製と金属製

まず、スネアは大きく分けて「木製」「金属製」の2種類存在します。

木製、金属製を見分けるには、シェル(スネアの胴の部分)の内側を見ると一目で分かります。
シェルに木目があれば「木製」、金属で加工されていれば「金属製」です!

それぞれ音の特徴をまとめると、木製は「まとまりが良く、温かみのある音」、金属製は「高音域が目立ち、カンッと鋭い音」になります。
J-POPや歌物など、スネアが歌に溶け込む様なジャンルでは「木製のスネア」が多く使われますが、メタルやハードロックなど、パワフルな音量が求められる時には「金属製のスネア」が適しています!

それでは、木製と金属製のスネアそれぞれの特徴をさらに深掘りしてみましょう!

 

木製スネアの素材

木材にも硬い木から柔らかい木まで種類は様々あります。よく使われる木材としては「メイプル」「バーチ」「マホガニー」が挙げられます。

特徴としては、メイプルは「王道の明るく抜けのいい音」、バーチは「音の立ち上がりが早く、カチッとした音」、マホガニーは「柔らかく落ち着いた音」など、材質が変わることでサウンドも大きく変わります!

 

おすすめの「木製スネア」はこちら!

メーカー : TAMA
名称 : S.L.P CLASSIC MAPLE
(型番 : LMP1455-SMP)

【特徴】
明るく軽やかに響きながらも、まとまりのある打音が特徴。広くオープンに鳴ってくれる為、初心者の方でも難なく叩くことが出来ます。
J-POPと特に相性が良く、メイプルの良さが全て詰まった1台です!

 

金属製スネアの素材

木製と同様、金属も素材が変わることでサウンドが変化します。素材としては「スチール」「ブラス」「アルミ」が主流となるので、覚えておくと便利です!

スチールは「素直でストレートな音」が特徴です。金属製スネアの中でもダントツのシェア率で、スタジオやライブハウスに多く常設されています。
他にも、ブラスは「華やかでどっしりとした音」、アルミは「透き通って軽快な音」など、素材の個性が出やすいことも金属製スネアの特徴になります!

 

おすすめの「金属製スネア」はこちら!

メーカー : pearl
名称 : CS1450 -Chad Smith model-
(型番 : CS1450)

【特徴】
歯切れの良さと、パワフルさを兼ね揃えた定番のスチールスネア。世界的ロックバンド Red Hot Chili Peppersのドラマー「チャド・スミス」のシグネイチャーモデルになります。
チューニングもしやすく、初めてスネアを買う際にもおすすめです!

 

まとめ

片瀬講師
今回はスネアの素材である「木製」と「金属製」について解説しました。
スネアを選ぶ際には、「どんな音を出したいか」イメージすることで、自然と自分に適した素材へ辿り着くはずです!
楽器店によっては試奏可能なお店もあるので、気になった方は是非、楽器店へ足を運んでみてください!

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