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ダブル奏法を練習しよう!
ドラマーの皆さんはスティックの一振りで2回叩くダブル奏法をご存知でしょうか?
ダブル奏法はジャズの演奏や、ロックやJ-POPなどの楽曲においても幅広く多く使われています。
そこで今回は、ダブル奏法を習得するための練習方法やコツについて解説していきます!
スティック、及びキックペダルのダブル奏法をそれぞれ解説していきますので、是非参考にしてみてくださいね!
ダブル奏法とは
冒頭でも触れた通り、ダブル奏法とは一振りのストロークで打面を2回叩く奏法を指します。
一振りで一打を打つシングルストロークの応用バージョンで、ダブルストロークでは「タタッ」と素早く連打が可能です。
シングルストロークとスティックの動きは一緒なのですが、打面を叩いた後のリバウンドを活用するため、手首や指の柔軟な動きが鍵となってきます。
また、バスドラムではキックペダルを瞬時に2回踏むことで「ダダッ」と連打を鳴らすことも出来ます!
スティックでダブル奏法をやってみよう
スティックを用いてダブルストロークを練習してみましょう!
片手で打面を2回叩くことから、手は「右・右」もしくは「左・左」という動きになります。
まずは、シングルストロークで1打「タンッ」とスネアを軽く叩いてみましょう。
叩いた瞬間にリバウンドでスティックが跳ね返ると思いますが、中指、薬指、小指の3本でスティックの跳ね返りを制御し、ヘッド上で止めているスティックをその後軽くタップして上まで振り上げましょう。
この一連の流れがダブルストロークの基本になります!
スティックを強く握りしめて叩いてしまうとリバウンドを感じづらくなってしまうため、3本の指とスティックの間に隙間を作りましょう。
まずは、テンポ80くらいのゆっくりなテンポからやってみて、慣れてきたら徐々にスピードを上げていく練習が効果的です!
パラディドルをやってみよう
スティックのダブルストロークを応用したフレーズをパラディドルといいます。
スティックを右・左・右・右 / 左・左・右・左のパターンで動かします。
ルーディメンツの王様とも称され、ダブルストロークを習得するための基礎練習にも使われます。
スティックで打面を叩いた時の粒音や、アクセントを意識して、ゆっくりなテンポから練習してみてくださいね!
キックペダルでダブル奏法をやってみよう
バスドラムのダブル奏法もスティックと同じで、キックペダルを1回踏む動きで2打「ドドッ」と鳴らします。
さらに、キックペダルのダブル奏法にはスライド奏法とヒール&トゥ奏法の2種類があります。
スライド奏法はペダル上で足を上下にスライドする奏法です。
1打目はペダルの真ん中あたりを足のつま先で踏み、2打目ではかかとを下ろしながら前にスライドさせます。
2打目でもパワーが落ちることなく、さらに早いダブルも楽に踏むことが出来ます!
ヒール&トゥ奏法はスライド奏法と逆で足首を利用した奏法になります。
1打目は足全体でペダルを踏み、踏んだ後はつま先を上げます。その後つま先を下ろしペダルを踏むことでダブルが鳴らせます!
スライド奏法よりも省エネな動きで、音量の強弱をコントロールしやすいことが特徴です!
2つの奏法を叩き比べてみて、自分が演奏しやすい方法を習得しましょう!
まとめ
最初は思うように叩けないかもしれませんが、練習パッドなどを用いてコツコツ練習していきましょう◎
ドラムを初めてみたい方、演奏で悩みがある方は是非、無料の体験レッスンへお越しください!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう♪