自分好みにキックペダルを調整してみよう!

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自分好みにキックペダルを調整してみよう!

片瀬講師
ドラムセットの中央にドーンと位置している「バスドラム」。このバスドラムを鳴らすために、奏者の足元には「キックペダル」というペダルがバスドラムに設置されています。

巷には色々なキックペダルがありますが、バスドラムを叩いた後の反発力や、踏んだ時の感触など、実は自分好みに調整することが出来るのです👀

そこで今回はキックペダルの調整の仕方や、各パーツ名の紹介など、演奏する上で役に立つポイントをお伝えしていきます!

 

キックペダルのパーツ名を知ろう!

キックペダルには様々なパーツが組み合わさっており、その一つ一つを交換、調整することで自分好みなセッティングにすることが可能です。
まずは、それぞれのパーツの名称を知っていきましょう!

ハンマーの形状をしており、バスドラムを叩く部分を「ビーター」と言います。
「ビーター」の先端はフェルト材で作られている物が多く、打面を傷つけることなく、パンチ力のある音が出せます👊

次に、踏んだときの感触や、ビーターの跳ね返りを支えているバネの部分を「スプリング」と言います。
「スプリング」はキックペダルそのものを支えていると言っても過言ではなく、少しの調整で踏み心地がかなり変わります!

そして、キックペダルを足で操作する板の部分が「フットボード」です。
この「フットボード」はキックペダルを製造しているメーカー名や、機種名が印字されていることが多く、形、大きさはメーカーによって様々です💡

 

ビーターの角度を調整してみよう!

ビーターは振り子のように動き、遠心力を使ってバスドラムを叩いているため、踏み心地を変えたい場合は、ビーターの角度を調整してみましょう!

各メーカーによって調整方法は若干異なりますが、キックペダルの支点となる棒部分に調整用のボルトが埋め込まれていることが多く、「チューニングキー」を用いて緩めることが可能です。

パワー重視で強く踏みたい場合は、ビーターの角度を演者側に向けて振り幅を大きくしてみましょう💪
むしろ、細かいフレーズや、タイトに踏みたい場合は、角度をバスドラム側に向けて、振り幅を小さくすることがオススメです。

 

ビーターを変えてみよう!

ビーターは「フェルト」で作られているものが多いですが、他にも「ウッド(木材)」や「樹脂」を素材としたものも普及しています。

「ウッド」はフェルトよりも固く、重さもあるため、パワーが強くなります!しかし、打面に強い衝撃が加わるため、バスドラムのヘッドの消耗は早くなります。

「樹脂」はウッドよりも軽い素材であり、バスドラムを叩いた際の跳ね返りが強くなります!

「フェルト」はオールジャンルで使えて万能ですが、バスドラムとの摩擦によりフェルトは消耗していく為、定期的に消耗具合をチェックしてあげましょう😌

 

スプリングを調整してみよう!

バネ部分の「スプリング」は、フットボードの踏み心地に関わっています。

スプリングを緩めることで、フットボードを踏んだ時の反発力は弱くなり、より自然な感覚で踏むことが出来ます👣
また、テンポの速い曲や、バスドラムを連打したい時には反発力が必要になってきますので、スプリングは強めに調節しておきましょう!

スプリングは頑丈に作られていることから、消耗によって買い換える必要はありませんが、汚れやホコリを取り除いて長持ちさせるためにも定期的なメンテナンスは必須です🧹

 

まとめ

片瀬講師
今回はキックペダルの名称や、各パーツの調整方法を解説しました!

メーカーによって作り方や、使用しているパーツは異なりますが、基本的な構造はどれも同じなので、自分好みに踏み心地を調節することは意外と簡単なのです。

調整方法を知っておくことも演奏スキル上達の近道になりますので、是非色々なキックペダルに触れてみてください😆

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