自分に合ったスティックを使っていますか?

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自分に合ったスティックを使っていますか?

片瀬講師
ドラムを叩く上で欠かせないスティック。スティックは1本の木から何本も製造され、長さ、太さ、重さは種類によってバラバラであり、種類も数えきれない程に存在しています

ドラムを続けていくうちに自分の手に合ったスティックが見つかるかと思いますが、最初はどれを使えばいいのか悩みますよね…

そこで今回はスティックの選び方をご紹介したいと思います!
初心者にオススメのモデルもご紹介しますので、是非参考にしてください!!

 

スティックのサイズ感を知ろう!

スティックのサイズ基準は一般的に、「5A」、「5B」、「7A」の表記で3種類に分かれています。

「5A」は長さが約405mm、太さ(スティック径)が約14.5mmと設計されてあり、もっとも標準的なサイズで、日本人の手に合った作りになっています。
迷ったらまずは5Aから試してみることをオススメします!

「5B」は5Aを太くしたスティックであり、太さ(スティック径)が約15.0mmと手の大きい人向けに作られています!
スティックが太い故にパワーのあるショットが生み出せる為、ロックを演奏する人にもってこいのスティックです。

「7A」は細く、且つ長いスティックです!
細いことで繊細なコントロールが可能になり、シンバル類をきめ細やかに鳴らす事も出来るので、ジャズ奏者に好んで使われています

 

メジャーな素材を知ろう!

スティックの素材は主に木材ですが、種類もいくつか存在します。

一番メジャーな素材は「ヒッコリー」です!
叩いた時の抜け感が抜群で、耐久性も高く、ロック、ジャズ、J-POPなどジャンルを選ばずに幅広く普及しています。

ヒッコリーよりも頑丈で硬い素材が「オーク」です。
重さも加わる為、サウンドもハードロックやメタルに向いていますが、硬い故に衝撃も強く、折れやすいので扱いには注意です

「メイプル」は軽い素材で、スネアの素材に使われることもあり、オーソドックスな木材です!
軽やかなタッチでもあり、ジャズ、またはコンサート系の演奏にオススメです☺️

 

太さ、長さを決めよう!

スティックを選ぶ時に大切なことは、手に負担がかからないスティックを使うことがポイントになります☝️

自分の手よりも細すぎると、振った際に手から抜けて飛んでいってしまったり、またパワーも出しづらくなってしまいますが、逆に太すぎると手に疲労が溜まり思うように動かなったり、スティックの重さに翻弄されてしまう恐れもあります。

ドラム初心者で、どのスティックを選べばいいか悩んでいる方は、まず「5A」を使ってみて、そこを基準に太さを細くするか太くするか考えることをオススメします!

また、スネアやタムなどを叩いた際、なるべく円の中心を狙えるような長さが、適したスティックの長さになりますので、ご参考に。

 

実際に試奏して決めよう!

楽器屋に行くとスティックは棚にズラッと並んでいます。試奏用の練習パットも置いてある場合が多いので、試奏してみてリバウンドなどを確かめましょう!

実際に叩いてみるとスティックの重心が後ろに寄っているものがあったり、表面がざらざらに加工されているモデルもあるので、色々と発見に繋がるはずです!

また、各メーカーのエンドーサーであるシグネイチャーモデルのスティックも多種多様で、プロドラマーのこだわりが詰まっている為、気になったドラマーのスティックは是非試してみてください!!

 

初心者オススメのスティックはこれ!

メーカー : Pearl (パール)
スティック名 : 110HC
サイズ : 14.5x398mm

国内メーカー「Pearl」より、基本に忠実なヒッコリー材のスティックです!
スティック先端はやや丸みを帯びている為、どんな角度から叩いても太鼓、シンバルを癖なく鳴らすことが可能です。また、適度にしなってくれることから、少ない力でもしっかりとしたショットを打てます!

 

まとめ

片瀬講師
今回はスティックの選び方を解説しました!太さ、長さ、素材など、知っておくと今後にきっと役立つはずです✨

はじめはどのスティックを選べばいいか分からないかと思いますが、ドラムを続けていくことで、自然と自分に合ったスティックと巡り会えますので、色々なものを試していきましょう!

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