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SPYAIRのI wanna be…~イントロ、1A~
ABCミュージックスクールドラム科のTOSSYです!
今回は比較的新しい曲、銀魂の最新OP曲でもあるSPYAIRのI wanna be…のドラム演奏について解説していきます!
今回はイントロ、1Aの解説!
動画をご覧ください!
【I wanna be/イントロ-1A/♩=126】
イントロのドラムに挑戦!
早速〈曲の出だし=イントロ〉に挑戦しましょう!
演奏のポイント① 出だしの“待ち”はしっかりカウントしよう!
ギター単独のリフ(ギターがリズムを刻む)から始まるイントロ。ドラムからのカウントインではなく気を許してしまいがちな曲の出だしですがギターが作ってくれたテンポをしっかり受け継げるように自分の中でカウントしましょう!休符は“休んでいい”ポイントではありません、むしろ緊張感を持って周りの音を聴きカウントし続けることが重要です!
特に最初の出だしはハデ目はフィルで始まるのでテンポがグラつきやすいです、しっかりイメージトレーニングをして臨みましょう!
演奏のポイント② 出だしフィル
ドラムの出だしのフィルは曲全体でギター、ベースの基本のリズムとして何度も繰り返される“ダーンダーンダーンダンダン”というリズムをドラム全体で演奏しているプレイです。譜面上はややこしくみえますが、それまでに繰り返されているギターリフにテンポ、リズムのきっかけをもらう事で演奏しやすくなります!後半のスネアフロア2連打が遅れないよう気をつけましょう!
演奏のポイント③ フィル後のパターンはパワフルに!
ドラムが入って一番最初のフレーズはハイハットをハーフオープン(少し開けてガシャガシャいわせる奏法)、4分をキープしスネアは2,4をキープですが、バスドラムがリズムギター、ベースのヒットをフォローするように入っています。
ギターソロからのバンドインなので重量感とパワーを持って叩きたいのですが、バスドラムの位置が少し難しいので注意しましょう!、特に3拍目は16分ウラに入ってきます、しっかり予備動作、動き出しのタイミングを決めて正確な位置にコンスタントに決めれるよう遅いテンポから反復練習しましょう!
演奏のポイント④ Aメロへのフィル!
イントロ最後のフィルはバンド全員ユニゾンで演奏します!バンド感が問われるポイントですね🔥フレーズの特徴として1小節目の4ウラからウラ拍のヒットが続きます!ここもまた非常に不安定になりやすいポイントなのでしっかりどこを叩くか把握してゆっくりからメトロノーム練習をしましょう!時にはバンド全員で大きく鳴らしたメトロノームに合わせることもやってみましょう。バンド感の成熟にも効果あり!もちろんゆっくりのテンポからドラムを叩いていきましょう!
1Aのドラムに挑戦!
演奏のポイント① ハーフタイムフィール!
出ました!ハーフタイムフィール!もう本ブログで取り上げている曲では出てこない方が少ないんじゃないかというぐらいよく出て来るアレンジですね!
イントロの激しさから一気に雰囲気が変わります!ここで使われるハーフタイムフィール(Half time feel)、バックビート(2,4拍のヒット)を倍に取る事で、まるでテンポが半分に落ちたかのような効果を出すアレンジとなっています。スネアのヒットが半分になるだけでテンポ自体は変わらないので、勢いを失わないように気をつけましょう、メトロノーム練習は必須です!最後のフィルでエイトビートにシフトするので、しっかり気持ちの準備をしておきましょう!
まとめ
今回はI wanna beのイントロ、Aメロについて取り上げました!出だしから焦らず重量感のあるパワフルな演奏を目指しましょう!バンドメンバーと一緒に演奏するときはベースやギターがなにをやっているのか把握することは、バンド全体の一体感を高めるのに良い方法ですよ!
次回はこの続きBメロ、サビを取り上げる予定です!
それでは次回もお楽しみに!