ピアノの楽譜を読もう!8 ~コード – 基本編②

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ピアノの楽譜を読もう!第8弾 ~コード 基本編 Part2

小倉講師
楽譜の読み方について解説します!

こんにちは!ABCミュージックスクールピアノ科講師の小倉里恵です。
さて、前回から数回に分けて、楽譜の読み方の中で、コードについてお話していきます!

コード 基本編はコチラから

前回もお話しましたが、クラシック漬けの毎日から、私がポップスの世界に漕ぎ出した時、最初につまづいたのがこれ…。ズバリ!コードの読み方です!!
ちっちゃいmと、大きいM、フォントくらい揃えて書けばいいのにーー!
dimって、diminuend(だんだん弱く)でしょ?
と、今思うと鳥肌立つくらい訳のわかってなかった私がご説明するので、コード苦手な皆さんも絶対に大丈夫!!

和音をとってもわかりやすく、記号に書き表したものがコードなんです!楽しく習得して、コードと仲良くなりましょう!

 

メジャー、マイナー、メジャー7th、7th

さて、前回のおさらいになりますが、コードの中でも1番肝心かなめ!のこの4つは、皆さんバッチリ覚えましたか?

 

メジャーコード

ルート音から1音飛ばして積み上げます。

マイナーコード

メジャーコードの3音を、半音低く下げます。

メジャー7th

ルートより半音低い音を、1オクターブ上げるのが基本形です。
大きいMなので注意です!1.3.5.7音を弾く、と覚えても大丈夫ですよ!
そしてこれは前回説明しなかった記号ですが、大きなMと小さなmの区別をより明確にする為にも、大きなM、いわゆるメジャー7thの時のMを「△」で表す時があります。

 

7th

ルートより全音低い音を、1オクターブ上げるのが基本形です。
小さいmなので注意です!

 

mM7

では、基本の4和音を復習したところで、今日はワンランク難しい、コードのお話をしていきますよー!
まずはマイナーメジャー7thから行ってみましょう!

初めてこのコードを聞いた時のワタクシ、「マイナーかメジャーか、明るいか暗いかハッキリしてくれーー!∑(゚Д゚)」とイライラ致しました…(^◇^;)
なぜなら、前回から口すっぱく言っている、大文字と小文字のエムの区別が付いていなかったから…(;°̥̥̥̥̥̥̥̥艸°̥̥̥̥̥̥̥̥)

皆さんはもう大丈夫ですよね!
コードで書くと、

Cのマイナーコードに、メジャー7thが付くだけだ!とわかりますね!

 

m7(♭5)

それでは、次にマイナーセブンフラットファイブ、と発音するこのコードを覚えましょう。

こちらも、コード記号にした方がイメージしやすいかもしれません。

Cmに7thを付け、なおかつ5番目の音を♭して半音下げましょう!というコードです。

複雑なようですが、慣れるまではこの順番で、マイナーコードを押さえ、7thを探して、それから5番目を下げる、と毎回探して弾く癖をつけます。何度も繰り返して、ある日気付くと音の響きだけでポンと押さえられるようになっているから不思議です。

このm7(♭5)を、ハーフディミニッシュ、と呼んだりもします。ハーフなディミニッシュ、ということですよね!

…それではディミニッシュとはなんぞやー?

 

dim

先ほどご説明した、Cm7(♭5)を鍵盤でもう一度押してみてください。次にCm7(♭5)の7thの音を、さらに半音下げてみましょう

これがディミニッシュです!Cdimと表記し、独特の響きがします。

昔、サスペンスやアニメで「ガーーン∑(゚Д゚)!!!」って時に流れる効果音、ありましたよね。あれがこのディミニッシュの響きです!
このディミニッシュ、音の幅が全て全音+半音(短3度といいます)で、均等なのわかりますか??

なので、1番下の音を上に、下の音を上に、と順番に展開していくと…

コードを構成してる4つの音、全てがルート音になって、4種類のディミニッシュになりました。

そして、鍵盤を1音分、また1音分とお隣にずらすと…

なんと、ディミニッシュってこの3つの響きしか存在しないんですー(*^^*)

それを全部展開すると…

覚え方は、ルート音から順番に全部の指を均等に広げる!ズバリそれだけでいけちゃう!覚えやすいでしょ?

そして、ディミニッシュは「○」と表記することがあります。
m7(♭5)、いわゆるハーフディミニッシュは、その○に斜線を書いて楽譜上では下の図のように書かれています。ただPC環境では下のような記号は出せないので「φ」のように表記することもあります。

 

sus4

次に、sus4についてご説明しますね!
これはサスフォー、と読み、susはsuspended(サスペンデッド)を省略したものです。

suspendedは吊るされた、という意味と、保留された、とか一時停止という意味のある単語です。

sus4についても、どちらの意味でも解釈できます。
保留、という意味で解釈すれば、3音か5音に解決する前に、4音という中途半端な音で保留する、という意味になります!

…ですが、断言します!それじゃあ数えにくい、覚えにくいじゃぁあん(;°̥̥̥̥̥̥̥̥艸°̥̥̥̥̥̥̥̥)と!

もう、サスペンデッドすると言えばあれですよ!サスペンダーー!(((o(*゚▽゚*)o)))
3音を4音にぶらーんと吊り上げる!
それが言いたいためだけに、芋●坂係長を描きました。暇なわけではありません!笑。サスペンダーのイメージある有名人が他に思い浮かばなかったんだもの(^◇^;)

sus4が見えたら、無条件に3音を半音上げて4音にする
この場合、マイナーで考えてはいけません。なぜなら、マイナーコード自体が3音から半音下げた音だから…!半音上げたとてメジャーコードに戻るだけですからね…要注意です!(・_・;

7thのついたsus4も普通に存在しますので、その場合はこのようになりますよー!

 

aug

これはオーギュメント、と読みます。
augment、増加させるという言葉の略で、5音を半音上げて(増加して)、という記号です。

Cのコード、5音はソですね。これを半音上げて、♯をつければaugの完成です!

こちらはメジャーコードにのみ付くので、注意しましょう!記号で「+」、でも表記することもありますよー!

 

6

6、すなわちシックスの和音にも触れておきますね!

これは単純に、コードの構成音に6音を足す、と今回は覚えてください。

足すだけなので、1.3.5音はきちんとそのまま存在しますし、マイナーコードにもシックスは付きますよー!

ここまで駆け足でお伝えしましたが、次回展開形やオンコードについても触れていこうと思っています。
まだ全部のコードを全て覚えるのは難しいと思います。ですが、ここまでの基本のコードの探し方を試して、慣れるまでは数えながら、少しずつ響きで親しんでいくと良いですよ!

 

まとめ

小倉講師
今回のブログをまとめると、

1. メジャー、マイナー、7th、メジャー7thの違いを再度覚えましょう!
 
2. mM7、m7(♭5)、6はとにかく数えて弾けば大丈夫!
 
3. dimはたった3種類!どこから始まっても等間隔だから、最初は1つだけ覚えて、耳で響きを覚えてしまいましょう。
 
4. sus4はサスペンダー!3音を4音に吊り上げて!
 
5. augは5音を半音上げるだけ!メジャーコードのみに付きますよ。
 
6. Mは△、dimは○、m7(♭5)はハーフディミニッシュなのでφ、♯は+、♭は-と書くこともあるので、まだ覚えなくても良いけど、何となく知っておいてくださいな(^-^)

コードについては今後も何回かに分けて更新していくので、何度か読み返しながら今日の記事の内容をふんわりとでも把握してもらえると、次からの話がスムーズかなと思います!
全部は理解できなくても、そのあとの話で突然ストン!と腑に落ちながらコードって覚えていくものだから、心配しないでくださいな(^^)

それでは次回のブログでお会いしましょう!
ABCミュージックスクールピアノ科講師の小倉里恵がお送りしました。

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