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RADWIMPSのスラップレッスン!セツナレンサ編

佐々木恵太郎
こんにちは!ABCミュージックスクールベース科講師の佐々木恵太郎です!

スラップレッスンブログ、今回から4回にわたって、RADWIMPSの曲を取り上げたいと思います。
第一回目は「セツナレンサ」のAメロのフレーズを取り上げたいと思います。

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セツナレンサ


RADWIMPSの4枚目のアルバム、「RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜」に収録された一曲。
ヘビーなリフと、突然くる優しいサビがヤミツキになるRADWIMPSを代表する曲の一つです。今回はこの曲中でスラップをしているAメロのフレーズを紹介したいと思います。

セツナレンサのスラップに挑戦!


とにかく高速!連打ミュート!

今回のフレーズは、2小節パターンが基本となるフレーズなのですが、BPM150の中で16分音符が出てくるのでなかなか高速です。2小節目頭の16分音符のサムとプルのコンビネーションはこれでもかといいうぐらいに気合を入れて弾きましょう笑

手首のスナップだけで叩こうとすると、間に合わなくなってリズムがブレてしまう原因になってしまうので、肘から先の腕全体を使って叩くようにしましょう。

4分音符のリズムを感じよう

今回のフレーズ、一度ドラムを注意して聞いてみましょう。バスドラムとスネアの音数はだいぶ少なく、「間」が空いていることにより浮遊感が感じられます。それを補うかのように、ハイハットが16分音符の高速でリズムを刻んでいます。

さて、ベースのフレーズと比べてみると、バスドラム、スネアの位置とはズレた箇所で鳴らしていて、今までのレッチリやホルモンとは違い、あまりユニゾンしていないフレーズになっています。

バスドラとスネアにリズムがユニゾンしていないのは少し心細いかもしれませんが、そのぶんベースで堅実にリズムをキープする必要があります。そのためには4分音符の頭をしっかりと意識するようにしましょう。

なにぶんドラムが4分音符でリズムを刻んでないのでリズムが取りにくいかもしれませんが、4分音符の頭を感じることによってフレーズがダレることがなくなります。足や顎など、体でリズムをとりながら弾いてみるのも良いと思います。

実音とミュートの位置に注意!

2、4、6小節目。1小節の短い中でミュート音と実音が入り乱れています。サム、プルの両方に実音とミュートの双方があるので、こんがらがってしまわないように最初はゆっくりとひとつひとつの音を確認しながら確実に覚えていくのが良いでしょう。

今回の音源では少し歪ませてあります。サンズアンプなどの少し「ギャリ」っとしたエフェクターで歪ませるとスラップに金属感が増すので是非合わせて使ってみてください笑

まとめ

佐々木恵太郎
いかがでしたでしょうか。今回のセツナレンサのように、RADWIMPSの曲でのスラップはドラムのビートとユニゾンしていない「我が道を行く」スラップが多いような気がします。
だからこそベースのフレーズにインパクトがありカッコよく聞こえるのかもしれませんね!
また次回もそんなRADのスラップフレーズを紹介したいと思います!

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少の頃より親の影響でギター、マンドリン、バイオリン、エレクトーンなどの楽器を経験し、13歳でエレキベースを始める。 2010年、ESPミュージカルアカデミーに入学。卒業後は様々なバンド、アーティストのサポートなどの活動を行う。 2013年、資生堂とベーシストkenkenのタイアップコンテストであるUNO×KenKenグルーヴコンテストにて最優秀賞を受賞。 同年に行われたMI JAPAN主催の第一回BIT MASTERSでは初代総合グランプリを獲得。 現在、サポートベーシストとしてシンガー、バンド、アイドル、劇団などのレコーディング、ライブなど多方面で活動中。