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JAZZベースのおすすめコスパモデル
今回はエレキベースの中でも最もスタンダードなタイプのJAZZベースのおすすめコスパモデルについてご紹介したいと思います。
JAZZベースとは?
JAZZベースとは1960年にFender社から発売されたエレキベースで、二つのピックアップを搭載し、幅広いジャンルに対応し、色々な改良を加えたりしながら、今現在までエレキベースの大者として君臨しています。
CoolZ|ZJB-10R
島村楽器のオリジナルブランド、CoolZのジャズベースタイプ。
島村楽器のオリジナルブランドはHISTORY、CoolZ、LaidBackと製品のランクに合わせてブランドが分かれていますが、その中でもコストパフォーマンスが高いと思います。
ベースモデルの特徴
素晴らしくオーソドックス。意外と有名メーカーのコピー商品にはメーカー独自の色がついていたりで、ど真ん中ストレートな楽器は少なかったりします。
細かい部分の作りも手を抜いてなく、特に初心者の方の最初の一本にはぴったりだと思います。
「Circle Fretting System(C.F.S)」という、わずかにフレットを円弧状にすることによりナットから最終フレットまでの距離が全ての弦で同一となり、ポジションによる和音のズレを解消したり、豊かなサスティーンを得ることができます。
10万以下の製品でこちらの機構を採用しているのはとてもありがたいです。
また「ELITE FINISH」と言うフレットの両端を滑らかに削り仕上げることで、とてもスムーズなフィンガリングを実現します。
意外と演奏中この出っ張りが気になったりするのでこれは本当に嬉しいです。
肝心な音ですが、THE JAZZベースという本当に素直な想像通りの音を出してくれます。
こんなベーシストにオススメ!
「10万以下でスタンダードなJAZZベースがほしい!」という方にはうってつけだと思います。
Bacchus|WL4シリーズ
長野県は松本市に工場を構える株式会社ディバイザーの中のブランドBacchusのWLシリーズです。
ベースモデルの特徴
このメーカーの印象としては、安価なモデルにもかかわらず、とても高級感のある、風格があることです。薄いオイルフィニッシュを採用することにより気持ちの良い肌触りと、薄い塗装によるボディの鳴りを実現しています。
こちらのシリーズはフィリピンファクトリーで制作されるGlobal series、ディバイザーワークショップで製作されるCraft Series、飛鳥ファクトリーで製作されるHandmade Seriesがあり、Handmade seriesにもなると、美術品のような雰囲気さえあります。
それでも定価20万前後なので、なかなかのコストパフォーマンスだと思います。
音はというと、国産ならではの芯のしっかりした変に暴れない上品な音な印象です。アンサンブルでも埋もれにくいので取り回ししやすい楽器だと思います。
こんなベーシストにオススメ!
一つのモデルで33、34、35インチのスケールを選ぶこともできるので、女性の方など、体の小さい胃人は33インチに~などの選択もできてありがたいですね。
FUJIGEN|NJB20
国産ギターメーカー老舗のフジゲンのジャズベースタイプのフラッグシップモデルのこちら、定価15万以下でありながら、GOTOHの金属パーツ、セイモアダンカンのPUなど実用性の高いパーツをふんだんに使用しています。
塗装もラッカー塗装で、ボディのなりを大事にし、また使っているうちでの塗装の経年変化も楽しめるようになっています。
こんなベーシストにオススメ!
こちらのメーカーのベースは自分も仕事で使っていますが、楽器全体のバランスが良く、どんな時でも率先力になると思います。
まずどこに持っていっても「ハズレ」ることはないでしょう。
まとめ
輸入コストが無いなどの理由もありますが、それ以上に日本のメーカーはリーズナブルなモデルだとしても作りがしっかりしています。日本人の物作りの信念が楽器にも表れているということですね(笑