全3回!「スラップに挑戦してみよう!」シリーズ(3/3)〜ミュート編〜

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ベースでスラップに挑戦してみよう!第3回~ミュート~

佐々木恵太郎
こんにちは!ABCベース教室講師の佐々木恵太郎です!
さあいよいよスラップに挑戦してみようシリーズ最後!第3回目はミュートについて解説していきます!最後まで挑戦していきましょう〜!

ミュートとは?

ミュートと聞くと一般的に「音を出さない」という意味合いがありますが、ベースのプレイにおいてミュート音は「カチッ」という音程の無い音を出すことになります。
そして、スラップの中で使うミュート音は右手で出すものと左手で出すものがあります。

ピッキングミュート(右手)

右手のミュート
右手のミュートと言っても大事なのは左手だったりします。
左手で弦が振動しないように触れるように弦を押さえ、(この時弦をフレットに押さえつけない!)右手でサムピング、またはプリングでピッキングします。
そうすると「カチッ」という音がすると思います。このように右手のピッキングによって出すミュートの事をピッキングミュートと言います。

タッチミュート(左手)

左手のミュート
左手で指板を叩いてミュート音を出す方法です。
左手の人差し指はあらかじめ軽く触れておいて弦が鳴らないようにしておき、その人差し指を軸にして残りの三本の指で叩きます。
このように左手で行うミュートの事をタッチミュートと言います。

スラップのミュート練習コーナー

EX.1 コンビネーションミュート

それでは今回もミュートを練習してみましょう!
EX-1


右手と左手、サムとプルのミュートのコンビネーションを鍛えるための練習フレーズです。(L=Left Handで、タッチミュートの事です)
実際のスラップ奏法ではピッキングミュート、タッチミュートを合わせて使うことが多いので、このコンビネーションの感覚を体に入れておいてください。
最初はメトロノームに合わせてゆっくりなテンポから初めてみるのが良いでしょう。
慣れてきたら徐々にテンポを速めて練習してみましょう!

EX.2 総仕上げ!3種混合フレーズ

それでは!最後に今までの総集編となる「サムピング」「プリング」「ミュート」全てを織り込んだフレーズを弾いてみましょう!
前回のサムピング&プリングのフレーズのさらに応用編です。
EX-2


だいぶノリノリになりましたね!2,4小節目の頭の16分音符の右手と左手のコンビネーションフレーズが乱れないように注意しましょう。

まとめ

全3回でスラップ奏法の基礎をご紹介しました。いかがでしたでしょうか?ここまで覚えたテクニックだけで色々なスラップのフレーズに対応できると思います。是非これを活かしてご自身でカッコイイフレーズを考えてみてくださいね!

以上!ABCベース教室の佐々木がお送りしました!また次回!


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  • ABOUTこの記事をかいた人

    幼少の頃より親の影響でギター、マンドリン、バイオリン、エレクトーンなどの楽器を経験し、13歳でエレキベースを始める。 2010年、ESPミュージカルアカデミーに入学。卒業後は様々なバンド、アーティストのサポートなどの活動を行う。 2013年、資生堂とベーシストkenkenのタイアップコンテストであるUNO×KenKenグルーヴコンテストにて最優秀賞を受賞。 同年に行われたMI JAPAN主催の第一回BIT MASTERSでは初代総合グランプリを獲得。 現在、サポートベーシストとしてシンガー、バンド、アイドル、劇団などのレコーディング、ライブなど多方面で活動中。