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高い声が出ないとお悩みの方へ[音域幅は伸ばせるの?]
こんにちは!ABCミュージックスクールボーカル科の津島です!
皆さんは普段思い通りに話したり歌うことは出来ていますか?今回のテーマはズバリ「音域幅は伸ばせるの?」です!
「今よりも高い声を出したい」
「高音をなだらかに出したい」
「地声が低いんだけど声って高くなるの?」
こういったご質問、レッスンをしていてよく伺います。結論からお伝えすると答えは YES です!プチレッスンも交えつつわかりやすくお伝えしたいと思います!
それではいってみましょう!
声を高くするために〜腹式呼吸を日常化しよう〜
音域幅を伸ばすために大事な基本は「体づくり」といわれています。体=楽器となるボーカルですから、体が資本だということですね。
ではどのように体づくりをするか?今回はもっとも大切な基本となる「腹式呼吸」を「日常化」する!こちらをご提案していきたいと思います!
・呼吸している時に肩が上下しない
・胸ではなく、おへその辺りの下腹部に息が入る
✔️式呼吸よりもたっぷりの息を吸い込むことができる
↓
✔️それにより、胸式よりも声量・息の量が増える
↓
✔️結果、高い声が出しやすくなる!
立っている時、寝ている時、お仕事中に椅子に座っている時などあらゆる時に腹式呼吸は行えます。気分転換にもなりますし、眠気も覚めますし、結構もよくなりますので美容にもよかったりといいことづくめです!是非試してみてください!
さらに詳しい腹式呼吸の方法はコチラを参照してください→過去記事へジャンプ
腹式呼吸を使ったエクササイズ~ハミングで鍛えよう~
これらを踏まえて、ハミングをしながらエクササイズに挑戦してみましょう!
①口の中に玉(ピンポン球や卵をイメージ)が入っているつもりで口の中を大きく広げる。
②玉をつぶさないように舌を下げて「 」「 」と発声。口元や顔の表面に振動が感じられればOK。
③ハミングしながらお気に入りの曲を歌ってみましょう。
④音程が出づらい時は姿勢に注意し胸、肩、喉に力みがない状態を維持しましょう!
最初はやり辛さを感じることもあるかもしれませんが、口の中の舌の筋力が付いてくると自由にコントロール出来るようになります。繰り返しトレーニングしていきましょう!
を感じることができれば音域幅が豊かな響きになり、質の良い歌声が出てきます。
ボーカルレッスン受講生の音程成長記録を公開!
この図の受講生さんは、
・腹式呼吸を日常的に取り入れる
・1日10分の音程トレーニング
・レッスンで定期的なチェック&アドバイス
これらを行なった結果、ここまで成長しました!男性、女性を問わず、音程については3オクターブまででしたら出せるようになることが可能です。
3オクターブもあれば様々なジャンルの楽曲にも対応できるようになりますので、歌うことも楽しくなりますね!
記録が大事!チェックシートで練習を重ねよう!
これはレッスンの時に受講生さんに差し上げているボーカルの音程チェック表です。
ボーカルレッスンではいつもピアノを使用しておりますのでピアノが必要となりますが、ピアノが弾ける方はこの鍵盤表をプリントアウトし、自分の音程幅を記録&把握しながら練習を重ねてみてください。
記録を行なっていくことは、上達のためにとても大切な要素です。是非挑戦してくださいね!
✔️日付を記入する
↓
✔️一番低く出る音程に○をつける
↓
✔️一番高く出る音程に●をつける
↓
✔️1週間ごとに記録を続けていく
まとめ
いかがでしたでしょうか。1日10分のトレーニングでも、コツコツ続ければ人は大きく変化することができます。
大切なのはやみくもに練習せず、現状を把握して、目標に1歩ずつ楽しみながら進んでいくことです。体調によって声の高さが戻ることなどもありますが、平均値はどんどん上がっていきます。毎日コツコツやることを心がけましょう。
これまでになかった習慣・理にかなったトレーニングを継続すれば、最初の半年は特に声の成長を感じられます。ご自身の可能性を感じてもらたら嬉しく思います!ボイストレーニング&ボーカルの体験レッスンで随時実践していますので、ご希望の方は気軽にお申し込みくださいね。
また、声の高さに幅が出ていくにつれて、今度は声色の共鳴のコントロール方法にアプローチしていくこととなります。(キンキンしない声の出し方、籠らないハッキリとした声の出し方など)それらは関連トレーニングがありますので、今後ご紹介していきますので楽しみにしていてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!