近年、動画配信サイトの普及により、誰でも自身の歌を簡単に、沢山の方に届ける事が出来る、便利な時代になりましたね♪
それによって、本当に。。ビックリするくらい、歌の上手な方が増えたと感じております。
人が歌うのが不可能に思えた様なボカロ曲をとても器用に歌われる方も度々お見受けし、とてもビックリです‼︎
でも、昭和のミュージシャンw 佐藤的に一つ、気掛かりな事があります。
技術的には上手い人が増えた近年ですが胸にグッと響く歌い手さんとなると…やっぱり片手に満たないなぁ、、と感じております。
では、どうしたら星の数程いる、シンガーさんの中で埋もれずに、一歩差が付く!キラッと光る!存在になれるか。。
その鍵となるのが【歌の三原則】です‼︎
今日は、その三原則のうちの一つ“メロディー”について、お伝えさせて頂きます!
メロディーの道筋をしっかり把握しよう!
皆さんは、歌のメロディーを覚える時、どんな風に覚えていますか?耳から入ってきたメロディーを、なんとな〜く拾って、なんの意識もせず、なんとな〜く歌ってはいませんか?7割、8割は、それでも良いですが、、是非一度、ご自身の歌を録音して、客観的に聞いてみて下さい♪
特に、歌い出しの音程や、歌い終わりの音程。それから、ココ‼︎低音に移動する時。皆さん、高音をキレイに出す事ばかりに気を取られて(それも大切なのだけど)低音に移行する時に、音程がブレる方が多い様に見受けられます。
この話をレッスンでする時に、私はよくカーナビに例えてお伝えしております。
“初めて行く場所に行く時に、カーナビを設定するでしょ?
カーナビは、左折する前に、次の交差点で左折するよって教えてくれる。だから運転手は、左折する心の準備が出来るから、いざ、交差点に来たら、ちゃんと左折できる。
でも、どの道を走るかが曖昧なままだったら…目的地にちゃんと着かないよね?”
こんな感じでお話します。
歌も同じです。私はこのフレーズを、この音で歌います。と、しっかりと【意図】してメロディーを歌わないと曖昧なメロディーになってしまいます。曖昧なメロディーでは、“なんとなく上手く聞こえるけど…つまらないな”という印象になりますし、心に響く歌にはなりません。逆を言えば、目的をもって歌うことで、リスナーの心に響く歌を届けることができる、ということになりますね!
ワンポイントアドバイス!
歌を練習する時に、ひたすら歌詞を追う様に歌うのではなくまずは、正しいメロディーを把握する為に“ラララ”で歌ってみるのもオススメです!それから“録音して聞く”も!恥ずかしがらず、必ずしてみてください!
録音して、客観的に自身の歌を聞いてどこが、自分のウィークポイントなのか。正しいメロディーとの違いは何かを、しっかり把握した上で練習を繰り返すと、上達がビックリする程早くなりますよ!1つ1つ着実に練習してうまくなっていきましょう!
おわりに
今日は、歌の三原則のうち“メロディー”についてお伝えさせて頂きました。
ステキな音楽ライフをお過ごし下さい(^^)
それでは次回の記事でお会いしましょう!
ABCミュージックボーカル教室科講師の佐藤がお送りしました!