[ピアノを始める前に]大切な2つのポイント&初心者の方におすすめしたい教材

柳川講師
はじめまして!ABCミュージックスクールピアノ科講師の柳川です。今回のテーマは、『ピアノを習おう!基礎の基礎』です。

ABCミュージックのレッスンでは、初めて譜面を読む方がとても多くいらっしゃいますので、まずは一番大切な項目だけを抜粋してみました。これからピアノを習う方、ピアノを弾いてみたいけど何からはじめたらいいかわからないみなさんのお役に立てたら幸いです。

また、一部ではありますが、私のレッスンで行っていることのご紹介や、ピアノを練習するのにとても役立つアイテムなどもご紹介していきます。
それではやっていきましょう。

目次

ピアノを弾くために必要なこと

鍵盤上の音が分かること

鍵盤上のどこがドの音であるか、どこがレの音であるかを理解していることはとても大切です。はじめてピアノを触る方は下記のアイテムを実際に使って実際にピアノを弾いて、音を出しながら1つ1つを覚えていくと、スピーディーに効率よく理解頂けると思います。

ピアノ初心者におすすめ『鍵盤カード』

keyboard_card

ヤマハミュージックメディアさんから出版されている『おんぷの学校』という子供向けの教材に、鍵盤カードというものが付いてきます。鍵盤にぴったりはまる形でドレミの位置が分かり、ドングリのド、レモンのレ、みかんのミ、とイラスト付きで楽しめるものです。これをカタカナに直すと、大人の方でも使うことができます。鍵盤上のドレミ…が非常に分かりやすく、無理なく進めていけるようになります!

シールとは違って、ひとつの音域だけでなく、様々な音域にセットすることができる優れものです。私のレッスンでは、少し大きくなったお子様、大人の初心者の方にもれなく差し上げています。とても役に立ちますので、どんどん活用していきましょう。

鍵盤カードをキーボードに置くとこのようになります。

楽譜の音符が読めること

譜面を読みながらドレミが読めることですね。これもとても大切です!最初はそこまでスラスラと読めないかもしれませんが、先にあげた鍵盤カードを使用したり、鍵盤をゆっくりと弾きながら、譜面と見比べながらと繰り返し練習をしていくと、少しずつ確実に読めるようになっていきます。

また、練習をするにあたって指番号も覚えておきましょう。

指番号とは?
ピアノには指番号というものがあります。
人差し指から小指に向かって、1・2・3・4・5の指と呼びます。
このブログでも演奏解説の際に使用しますので、是非覚えておいてくださいね。

大事な教材『大人向けの楽譜』

現在、大人の方向けのピアノ教本も豊富に販売されています。どれを選べばよいのか分からない…という方も多いと思います。ここでは、おすすめの教本をご紹介致します。

『大人のピアノ教本』です。初歩から始められます。コードネームを交えて、クラシックやポピュラー音楽の名曲を織り混ぜながらステップアップしていきます。難易度も初心者向けのレベルから徐々に難易度が上がっていきますので、いきなり挫折するようなことがないように私もレッスンでしっかりサポートさせていただいています。

『大人のハノン』です。ハノンをかんたんにご説明すると「指のトレーニングに特化したエクササイズ集」のようなものです。ピアノ初心者の方でももちろん取り組むことができるレベルから用意されています。取り組むことで指が確実にスムーズに動くようになっていきます。

私のレッスンでは生徒様の好みや要望を伺い、楽譜をお渡ししております。いきなり高難易度のものに挑戦したりすると、体にも負担がかかりますので、ご経験にあった最適なエクササイズをご提案させていただきます。

まとめ

柳川講師
いかがでしたでしょうか?今回は本当に最初の基礎の部分を解説させていただきました。
また、ピアノをはじめるにあたってどの教材を選ぶかはとても大切です。今回は初心者の方でも取り組みやすいものを厳選してご紹介していますので、ご活用いただけたら嬉しく思います。

鍵盤カードは初心者の方に大変おすすめですが、指番号やカタカナの音名に頼りすぎず、しっかりと音符が読めるようになるために、慣れてきたら鍵盤カード無しでの練習も取り入れましょうね。練習も演奏も、楽しみながら取り組むことが一番大切だと考えています。ピアノを楽しみましょう!

以上、ABCミュージックスクールピアノ科講師の柳川がお送りしました。また次回お逢いしましょう!