部分セーハ(コードポジション)を学ぼう!
~ギターコース中級者バッキング編~

ロー・ハイポジションとは?概要と基礎

POINT1
ローポジション

開放弦を含んだコード全般を指します。

別名、ローコードとも呼ばれています。開放弦を含んでいることで響きが暖かく、広がりがあるサウンドが特長です。

POINT2
ハイポジション

開放弦を含まないコード全般を指します。別名、ハイコードとも呼ばれています。

開放弦を含んでいないことで、サウンドはやや硬めできっちりとした印象を受けますね。

同じGコードでも様々なパターンがあり、高音弦側に行くほど響きが硬く、メリハリあるサウンドになり、ギターサウンドに彩りを与えます。ポジション数が非常に多いので、レッスンで使用しているものから優先して覚えていきましょう。

※一般的に多く使用されている考え方を基に定義しています。

POINT3
コードの省略形

上記を踏まえた上で、実際に演奏しているコードフォームを見ていくと、本来のコードダイヤグラムと一致していない。「押弦している場所が少ない」事に気がつくと思います。これは省略というテクニックを使用している事が理由です。

かんたんに説明すると、最低限必要な音(コードトーン)のみを押弦し、弾くという事。

左手の自由度が高まり、より自由度が高いフレーズを弾く事ができるようになります。詳細な解説は今後行っていきますので、下の項にある各コードの省略形を比較してみましょう。

※一般的な譜面では「省略」という文言は使われず、特に解説もされていない場合が多いです。今回のLESSON21では省略コードには(省略)という文言を付加していますので参考にしてみてください。

今回使用するコードたち

POINT01
Dm7

4弦の開放弦(D)を使用したローコードです。

POINT02
Dm7(省略形)

4弦の開放弦(D)をミュートした、ローコードのDm7(省略形)となります。音色的には4弦をミュートすることで、開放弦の広がりのある音が出なくなり、フレーズのキレが出しやすくなりました。

POINT03
G

Gのハイポジションとなります。レッスン冒頭にある「ローコード(ローポジション)」よりも音が硬めの印象を受けると思います。実際に弾き比べて音色を確認してみてください。

POINT04
G ローポジション(省略形)

4.5.6弦をミュートしたことで、押弦のフォームが変わっていることがわかると思います。これにより低音・開放弦の音がカットされ、キレのあるフレーズに適した音色になります。

POINT05
Dm7 ハイポジション

Gと全く同じ効果が出るハイポジションの省略形です。Dm7の省略なしのコードは、今後のレッスンで頻繁に出てきます。随時正式なフォームを確認していきましょう。

POINT06
G ハイポジション

Dm7のハイポジションを2フレットずらしただけでGのハイポジションの完成です。このようにコードの省略形を使用していくと、低音弦を押さえることなく流麗なフレーズを弾いていくことが出来ることがお分かり頂けると思います。

コード演奏のコツ

POINT1
力を抜いて押弦

ローポジションを弾く場合は特に、力まず押弦し弾くように心がけましょう。

「リラックス」と心がけるだけでも自然と肩の力が抜けるものです。参考にしてみてください。

POINT2
左指は立てる

意識的に押弦することで、コードの音がしっかり鳴る事はもちろん、音質にもメリハリが効きやすくなります。

「この指を立てる」動作はギターの演奏全般で大切な事ですので、意識しながら行っていきましょう。

POINT3
親指の位置が重要

ハイポジション時は親指をネックの真ん中あたりに配置することで、押弦がかなり行いやすくなります。

手の大きさによってベストポジションは微妙に変わりますので、練習しながら探していきましょう。

エクササイズに挑戦しよう

よくある質問にお答えします!
Question 01
ハイコードとバレーコードの違いってなんなんでしょうか?
素晴らしいご質問です。全く同じだと解釈して大丈夫です!

●正式名称
ハイコードの正式名称=バレーコード
ローコードの正式名称=オープンコード

●定義的な考え
ハイコードのポジションを押弦=ハイポジション
ローコードのポジションを押弦=ローポジション

呼び名がたくさん多く混乱してしまいそうなところですが、この機会に覚えてしまいましょう!

Question 02
コードチェンジのコツを教えてください!
主にコードチェンジができない理由として考えられるのは、「押弦のポジションを把握していない」か「力が入りすぎている」ことが多いですね。

より自然に、スムーズにコードチェンジするためには「脱力」がとても大切です!弾けない時、うまくできない時こそ冷静に、

「力が入りすぎていないか?」
「コードをちゃんと覚えられているか?」セルフチェックしながら練習していきましょう!

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