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自分の声を好きになるために必要な3テクニック

こんにちは!ABCボーカル教室の津島です。
突然ですがみなさんは自分の「声」は好きですか?
中には嫌いだという方もいらっしゃるかもしれませんね。

『声』は産まれた時から、唯一無二の個性です。そして成長し、上達するものだと考えています。
今回の記事では、自分の声を好きになるために今すぐできる!3つのステップについてお話ししていきます。
レッスンでも実際に行っている内容ですので、皆さん是非、参考にして頂けたら幸いです。

STEP①録音し、声質を知ろう

声というのはとても面白いもので、「自分が耳で聞いている声」と「実際に相手に届いている声」は全く違う音色となっています。録音したことのない方はスマホのレコーダー記事を読みながら是非、やってみてください。録音してみると、こんなことに気づくはずです。

録音した時あるある

✔「思っていたよりも出ている音程が低い」

✔「ハキハキしゃべっていると思っていたのになんかこもってて聞き取りづらいなぁ、、」

✔「なんか、イメージと違う!」

録音することで自分が「どんな声で」「どんなトーンで」「どんな感じで」喋っているかを客観的に知ることができます。

イメージと違った場合、最初はショックを受ける方もいらっしゃると思いますが、大丈夫。ここが大切なスタートラインです。
家族や友達と話しているところを録音してみるのもオススメします。(許可をとってからね、、)

column 津島講師の経験則〜〜
わたしは、初めてレコーディングした時、「あれ?これ、わたしの声じゃない。」と感じました。自分の耳で聞く声と録音した時の声が違う事に初めて気づいたのです。それ以来「どうすれば声をよりよくできるか?」と試行錯誤し、結果としてボイストレーナーへの道を進んでいくことになります。

STEP②〜なりたい声・トーンを具体的にイメージする〜

「思っていた声と違う!」と思ったということは、「理想の声、出したい声がある!」と自分が感じている事も意味しています。
ここで想像してみましょう。あなたが出したい声、それはどんな音色でしょうか?具体的に考えてみましょう。紙に書き出したりすることもオススメです。

〜〜第1段階 一人の声で考える〜〜
・もっと低い声がいい
・︎もっと高い声がいい

〜〜第2段階 人に与える印象で考える〜〜
・︎ハキハキした印象を与えたい
・︎威厳がある印象を与えたい
・︎声が優しく伝わるトーンにしたい
・︎明るく元気な印象を与えたい

今の自分の声を生かすことやもっと自分の声を好きになる、という観点で考えることがポイント。
理想の自分を楽しくイメージしながら考えていきましょう。

STEP③〜自分の声のいい所を見つける〜

ここから実践スタート!20分間、自分がしゃべっているところを録音し、後で聞き返してみましょう。
例:友達と食事している時、一人で歌っている時、ちょっとイライラしている時など様々なシチュエーション:

イヤだなと思っている声が多いとしても、「この声好き!」が必ず出てきます。
ここまで来たら後は反復練習です。その時の状況や心境を思い出しながら同じ話を録音していきましょう。最初は「演技っぽい」「嘘くさい」と感じたとしても、繰り返していくうちに「この声だ!」が確実に増えてきます。

この3ステップで、自分が思い描く自分にどんどん近づいていくことができます。
まずは録音することから是非、始めてみてください!

まとめ

声を出す方も聴く方も十人十色。
自分が苦手なものが、相手も苦手とは限らないように、「高くて通る声が好き!」という方もいれば、「低くて渋い声がたまらない!」という方もいるでしょう。
自分の声が苦手だ、と感じたあなたへ。自分以外の方が素敵!と思っている可能性があることに是非、気づいてください。
もっとも大切な事は自分の声を知り、理想に向かっていくこと。それは個性を成長させる大きなきっかけになります。

唯一無二の「あなたの声」。磨きをかけてより素敵になっていきましょう。
この記事を通じて自分の声を好きになる方が少しでも増えたらとても嬉しく思います。

次回は、「自分の声はどんな系統か?」について書きたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ABCミュージックスクールボーカル科の津島がお送りしました!


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