レッスン14いよいよ初心者編も終局!シンコペーション応用編
~ギターコース初心者バッキング編~


Lesson14 解説

おさらい+フレーズを確認

POINT1
シンコペーションとは

Lesson5でも出てきたシンコペーション。

これは、アクセントが入れ替わっていることによって、よりリズムを感じられたり、緊張感を生み出すテクニックです。

今回はすこし難易度を上げたシンコペーションの演奏に挑戦していきましょう。

POINT2
まずフレーズを聞いてみよう

これまでのレッスンの集大成のようなフレーズですね。
表と裏のストローク、ブラッシング、裏シンコペーションなど様々な要素が詰まったフレーズです。

詳細は譜面で確認していきましょう。

ちなみに、今回のレッスンから「タブ譜」という譜面が出てきます。

これまで使用してきたコードダイヤグラムとは違い、ギターを弾きながら読むのに適した譜面です。
詳しい読み方はコチラを参考にしてみてください。

シンコペーション実演ポイント

POINT1
セクション①

音源を参考にすることと共に、フレーズを口にしながら演奏することが大切。

動画を参考に「ジャジャジャジャツツジャジャジャジャ!」と言いながら弾いていくことがポイントです。

POINT2
セクション2

同じく口に出しながら弾いていきましょう。「ツジャージャジャジャ!」

POINT3
肝は裏シンコペーション

2小節目2拍目の裏が今回の肝、シンコペーションしている箇所です。3拍目の表が空ピッキングになっている事で難易度を上げています。

ポイントはタブ譜通りにピッキングをすること。



ダウンピッキング(写真)とアップピッキング(写真)を忠実に守りながら弾いていく事で、

表=ダウンピッキング、裏=アップピッキングとなります。

初心者編の集大成ともいえるこのフレーズ、何度も練習してマスターしましょう。

POINT4
チョップミュートで乗り越えよう

裏シンコペーションする直前の空ピッキング時にチョップミュートをすることで、フレーズをスムーズに弾くことができます。

動画を参考に真似してみてください。

POINT5
セーハで押弦+グリップでミュートする

今回のフレーズで弾いている弦は2.3.4弦です。

まずは1の指でセーハ。そして親指も使ってグリップし、できるだけ動かさないよう固定するよう意識しましょう。この意識がとても大事です。

POINT6
親指ミュートが届かない場合

ピッキングの角度で調整しましょう。特に重要なのは、

✔︎5−6を避けてピッキング
✔︎1弦は1の指ミュートをしっかりする

この2つです。練習を重ねていくことでまかなうことが十分可能です。楽しんで練習してみてください。

よくある質問にお答えします!
Question
01
親指ミュートがどうしても届きません!

実は筆者も親指ミュートができません。笑

同じ気持ちがわかる筆者としては、「1の指ミュート」を鍛えることをオススメします。
実際 手が小さいプロギタリストもたくさんいるわけですが、皆さんに共通しているのは「自分の特徴を理解して、伸ばす!そして弱点を補う練習をしている」ということだと考えています。

親指が届かない場合はそれも個性だと割り切って、自分に出来ることに楽しんで取り組むことが大切です。
また、本当にリーチが足りないのか、グリップの方法をレッスンで確認することも可能です。必要があれば気軽に受講してくださいね^^


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