7つのコードフォームで基礎力を格段にアップしよう!
~ギターコース上級バッキング編~
メジャーコードフォーム〜C〜
POINT01
Cフォーム
ルート=5弦の3フレットの基本となるCコードです。押弦の形に注目し、次に進んでいきましょう。
POINT02
CフォームのE
Cに含まれている0フレットの音階を、セーハによって再現しています。それにより4の指を使用するフォームになるためやや難易度が高めですが、POPSなどでよく使用するフォームなので覚えておきましょう。
メジャーコードフォーム〜F〜
POINT01
Fフォーム
ルート=6弦の1フレット
※Lesson12でも解説したFフォームです。
POINT02
FフォームのC
6弦ルートのCは8フレットです。
該当ポジションに平行移動することで弾くことができます。
POINT03
FフォームのE
6弦ルートのEを0フレットで弾くと、ダイアグラムのフォームになります。
12フレットで弾く場合は、POINT2のフォームのまま12フレットまで平行移動して弾くことになりますね。
メジャーコードフォーム〜B〜
POINT02
Bフォーム
ルート=5弦の2フレット
※Lesson12でも解説したBフォームです。
POINT02
BフォームのC
5弦ルートのCは3フレットなので、1フレットずらすだけでCコードとなります。
POINT03
BフォームのE
5弦ルートのCは7フレットです。同じく平行移動して弾くことでEコードとなります。
メジャーコードフォーム〜D〜
POINT02
Dフォーム
ルート=4弦の0フレットとなっています。これまでと同じように0フレットの部分をセーハで代用する形で次に進んでいきましょう。
POINT02
DフォームのC
4弦のCは10フレットとなります。10フレットに移動したことで0フレットをセーハで再現するためフォームが大きく変わります。
POINT03
DフォームのE
4弦のEは2フレットです。同じく0フレットをセーハで再現しています。弦の張力がかなり強いポジションなので難易度は高いですが、繰り返し練習していきましょう。
マイナーコードフォーム〜Em〜
POINT01
Emフォーム
ルート=6弦の0フレット
POINT02
EmフォームのCm
先ほどまでの要領で0フレットを再現しています。
マイナーコードフォーム〜Am〜
POINT01
Amフォーム
ルート=5弦の0フレット
POINT02
AmフォームのCm
0フレットの部分をセーハで再現することで、よくあるマイナーコードの基本フォームに早変わりすることがわかるかと思います。
POINT03
AmフォームのEm
平行にポジション移動することでEmになりました。このように、同じコードでも様々なフォームに変化することが分かります。5弦や4弦をルートにしたコードフォーム、と言い換えてもいいかもしれませんね。
マイナーコードフォーム〜Dm〜
POINT01
Dmフォーム
ルート=4弦の0フレット
POINT02
DmフォームのCm
0フレットをの部分をセーハで再現することで4弦ルートのCmを弾くことができます。押弦がDメジャーと同じく難易度が高めですね。
POINT03
DmフォームのEm
平行移動しEmになりました。同じく汎用性が高く、ソロやオブリガートも弾きやすいフォームと言えます。
- Exercise エクササイズで課題曲をマスター!〜ギターコース上級者リード編〜
- Exercise エクササイズで課題曲をマスター!〜ギターコース上級者バッキング編〜
- Lesson34 上級編スタート!チョーキングスライドに挑戦しよう
- Lesson35 繊細なタッチでギターを表現!ハイブリッドピッキング
- Lesson36 新たなニュアンス。サムピッキング!
- Lesson37 緊迫感とインパクト!高速ロングスライド
- Lesson38 7つのスケールポジションでリードギターの幅を広げよう!
- Lesson39 メカニカルで難解な印象を与える!複雑風フレーズ
- Lesson40 リードギターの花形!スウィープピッキング
- Lesson41 課題曲に挑戦しよう〜リードギター編〜
- Lesson42 バッキング上級編突入〜オブリカードに挑戦しよう!バラード編〜
- Lesson43 〜オブリカードに挑戦しよう!Funk編〜
- Lesson44 〜オブリカードに挑戦しよう!Rock編〜
- Lesson45 コードの成り立ちを理解しよう〜ルート・3rd・5th〜
- Lesson46 7つのコードフォームで基礎力を格段にアップしよう!
- Lesson47 上級編も最終章!課題曲に挑戦しよう〜バッキングギター編〜
〜はじめに〜
コードフォームをレクチャーする理由
今回のレッスンでは7つのコードフォーム(メジャー4つ・マイナー3つ)を使って「C」「E」のコードを演奏していくという練習法をご紹介していきます。
念のため先にお伝えしておくと、課題曲の演奏クリアを目標としている場合は、今回のレッスンは飛ばして頂いて構いません。ですが、レッスンの内容自体はギターを演奏していく上での応用力を向上させるとっても重要なレッスンとなっています。
ギターはその楽器の特性上、1つのコードでも様々な押さえ方が存在します。
そしてそれぞれの押さえ方によって得られる響きが、ギターを魅力的なものにしていると言えます。
今後理論的なレッスンを行っていく前段階として今回のレッスンを通じて「1つのコードでもたくさんの押さえ方がある」「色々なポジションで弾ける」という事を体感し、今後の演奏力向上につなげていって下さい。1つ1つ着実に覚えていきましょう。