ピアノオンラインレッスンのご紹介〜講師目線でご紹介します〜

柳川講師
こんにちは!ABCミュージックスクール講師の柳川です。
今回は、コロナの影響で需要が高まってきている『オンラインレッスン』について取り上げようと思います。
私自身、オンラインレッスンが少し前に始まり、試行錯誤の末、今ではスムーズにレッスンが行えています。
感じたこと、工夫していることなど、少しでも参考になれば幸いです。

目次

オンラインレッスンとは

主にZoomやSkypeなどのビデオツールを使って行われます。
マンツーマンで間接的に、生徒様も講師も自宅にいながらのレッスンが可能です。

オンラインレッスンのメリット

自宅にいながらレッスンが受けられる

オンラインレッスンのメリットは、何といっても自宅にいながらレッスンができることでしょう。
自宅にいながらのレッスンは、講師が自宅に来てくれる『出張レッスン』も当てはまりますが、コロナの影響で対面でのレッスンが難しくなってしまいました。

そこで、インターネットを使って間接的にレッスンが受けられることはこの時期にぴったりのツールとなりました。
また、出張レッスンとは違って、部屋を片付けることなど、気を遣う面が少なくなります。
オンラインレッスンは、講師にとっても負担が少ないと感じています。出かける準備や、レッスン場所まで向かうための時間調整、教材を持ち歩く負担などを考えるのと講師にとっても大きなメリットがあると思います。

時間帯を気にせずレッスンが受けられる

「自宅にいながらレッスンが受けられる」で申し上げたとおり、講師も自宅にいながらレッスンができますので、早朝や深夜帯のレッスンが可能です。
音楽教室は、9時頃オープンし、20〜21時頃クローズする店舗が多いですが、インターネットは24時間稼働しています。
ですので、講師によりけりなところもありますが、私の場合は朝8時から夜23時までレッスンすることが可能です。
対面式のレッスンよりも更に、生徒さんのご都合に合わせることができます。

自主性が身に付く

対面式のレッスンだと、講師が直接楽譜に文字や記号を書き込むことができます。
オンラインレッスンではそれが不可能になりますので、生徒さんご自身で楽譜に書き込む必要があります。そのため、音楽用語や記号を自分で書けるようになることが増えます。
更に、例えば対面式のレッスンでは講師が楽譜を指差して「ここのところが…」と指摘することができますが、
「◯小節目の◯拍目の音符の長さが…」と具体的に伝えなければならないため、レッスンで使う専門用語の理解が深まるのです。

オンラインレッスンのデメリット

映像品質

オンラインレッスンでは、よほどインターネットに精通している方でない限り、画面が乱れてしまったり、音が途切れ途切れになってしまうといった予期せぬ不具合が起こる場合があります。
そのため、お子様がレッスンを受講する場合、保護者様がレッスン部屋にいないと実施が難しいことがあります。電波の良い場所でインターネットに接続し、常に最新の状態に更新しておくことは大切です。

カメラ

また、手元が見えづらかったり、身体全体が見えない、といったことがありますので、カメラの位置の考慮が必要になります。
さらに、相手にこちらの指示が伝わるまでに若干の時差がありますので、対面式のレッスンよりもペースがゆっくりになるような印象があります。
もちろん、講師陣はレッスンを行うことが日常ですので、こちら側でできる限りリードを行わさせて頂きますので、ご安心いただけたら幸いです。

実際に教えている生徒さんの事例

オンラインレッスンを始めて間もない頃は課題が多くても、生徒さん(または保護者様)も講師自身も回数を重ねていけば、問題なくレッスンができると感じています。
ここでは、私自身が行っているオンラインレッスンならではの工夫をお伝えしようと思います。

まず、ホワイトボードです。
通常のレッスンでは使用していませんでしたが、オンライン上で音符や記号の書き方を伝えるために取り入れました。生徒さんもしっかりと注目してくれます。
また、ペンタブレットも有効です。
画面の共有を行い、ホワイトボードに文字や記号を書く様子をみることができます。

まとめ

柳川講師
オンラインレッスンを体験することは、
講師にとっても対面式のレッスンが充実する手助けになると感じていて、とても楽しいです。
いくつかのデメリットはあるものの、考慮や工夫をすることによってスムーズなレッスンが可能になります。
何より在宅で行えるので、生徒様と講師自身の負担が少なくら手軽に始められるのがオンラインレッスンの最大のメリットだと思います。
皆様も、ぜひ一度体験してみませんか?