ギターの打ち込み(前編)- コード・音階について学ぼう –
~DTMコース超初心者編~


Lesson5(前半) 解説

コードって何?音階を理解しよう!

Point 1 ピアノロールの音階

音階とは音を高低の順番に並べたもの。
Studio oneに限らず、DAWソフト上では、基本的にアルファベットで表記されます。

[ C ]=ドの音。[ C ]から始まり、[ G ]まできたら、[ A ]に戻ります。
[ C2 ]・[ C3 ]など、アルファベットの後の数字は、音の高さ(オクターブ)をさしています。

[ C2 ]▶︎[ C3 ]は1オクターブ上の[ C ]。
逆に[ C3 ]▶︎[ C2 ]は1オクターブ下の[ C ]ということになります。覚えておきましょう。

Point 2 コード=音の重なり

コードとは、音程の違う単音を同時に鳴らしたとき、響く音のかたまりのこと。
3つ以上の音の重なりを指します。

Lesson5で出てくるコードは[ Cコード ][ Gコード ][ Aコード ][ Fコード ]の4つ
色々な曲の中でもよく使用されてるコードですので、覚えておきましょう。

 

Point 3 パワーコード=ルート+5度

パワーコードとは、「ルート」の音と「5度」の音だけを弾くギター奏法です。

ルートとは
日本語でいうと「根っこになる音」。曲の中でベースが弾いている「一番低い音」のことです。
一番低い音がCコードなら「 ルート = C 」、Fコードなら「 ルート = F 」となります。

5度とは
ルート音から数えて5番目の音を指します。

まずは[ C ]の5度を探しましょう。


次に[ D ]の5度を探してみましょう。


このように、ルートから数えていくと、簡単に探すことができます。
コードに対して何度の音か、この「度数」という考え方は、よく使うので覚えておきましょう。

Point 4 オクターブで音に厚みを出そう 

今回の課題曲のギターは、すべてパワーコードで作られています。
さらに、パワーコードに1オクターブ上の音を重ねることでより音に厚みを出しています。

画像のように、パワーコードの[ C2 ][ G2 ]に合わせて、さらに[ C3 ]にも音が打ち込まれています。
ルートのオクターブ上の音を重ねる前と後の音を聞き比べてみましょう。

オクターブが入っている方が、音に厚みが出てきらびやかな印象を受けると思います。
続いて、ベース、ドラムのリズム隊と一緒に鳴らしてみましょう。

音量やベロシティ値が同じでも、バンドの音に埋もれずにギターの音が聞こえますね。
パワーコードは、オクターブを入れた三和音で打ち込むとより強く印象的な音を出すことができます。

今回のレッスンでは聞き慣れない言葉が多く出てきました。
覚えるのが大変かもしれませんが、どの楽曲でもほぼ毎回使うことになるので、自然に身についていきます。打ち込みながら覚えていきましょう。

Lesson5の交換では、実際にギターを打ち込みながら、レクチャーしていきます。
ギターを打ち込めば、課題曲も完成です!がんばりましょう!

よくある質問にお答えします!
Question
01
コードってどれくらいの種類があるの?

音の響き(メジャー・マイナー)など、通常楽譜に表記されているものだけでも20数種類。
細かく数えると200種類以上あります!

それぞれに特徴や役割、効果的な使い方があります。もちろん今後のレッスンで少しずつ解説していきますので、一気に覚えようとするよりも1つずつ体得していきましょう!

マンツーマンレッスンでもご質問はお受けしています。いつでも気軽にご連絡ください!


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