レッスン4エレキギターの基本!ミュートを究めよう!(基本編)
~ギターコース超初心者編~


Lesson4 解説

ミュートを会得して綺麗にコードを鳴らそう

POINT1
ミュート=弦を鳴らさない

ミュートとは、不要な音を出さないようにするテクニック。
不要な音、というのはそのコードが出すメロディーを邪魔してしまう音を指します。

プレイヤーに、ミュートができている音、できていない音を用意しました。

そこまで外れた音が出ている訳ではありませんが、できていないを聞くと、違和感を覚えると思います。

原因は、6弦が鳴っていること。
それによって、Cではない別のコードになっています。

綺麗な音を出すために、左手や右手で音出さない弦に軽く触れて、音を出さないようにする。
これがミュートです。

LESSON4では入門編として、左手の親指ミュートについて解説していきます。

人によって指の長さ、手の大きさが異なりますので全く同じになる必要はありません。
一つの参考資料として、読んでいってもらえたらと思います。

POINT2
Cのミュート方法解説

Cのミュートのポイントは、親指の角度。
ネックに引っ掛けるようなフォームになっていることがわかると思います。

ポイントは2つ。

・6弦がミュートされ音が鳴らないこと
 親指が軽く触れ、ピックが当たっても音階が出ないようにしましょう。

・1弦の音が鳴ること
 はじめて親指ミュートをした時は、6弦の音を出さないことに集中するあまりに力んでしまい、特に1弦が鳴らなくなりがちです。

ダイヤグラムの通り、1~5弦の音がしっかりと出れば成功です。
最初はうまくいかないかもしれませんが、根気よく挑戦してみてください。

POINT3
Dm7の親指ミュート

Dm7は、5弦、6弦をミュートしながら弾くコードなので、親指を第一関節近くまでひっかけているのがわかるかと思います。

ミュートするときのポイントはCの時と同じく、1−4弦の音が綺麗になること。

押さえる時に手の平を返しすぎたり、力んでしまうと音が鳴らないばかりか手首を痛めてしまいます。

無理をしすぎず自分にあったバランスを探しながら練習していきましょう。

よくある質問にお答えします!
Question
01
ミュートってそんなに大事なの?

エレキギターはものすごく繊細な楽器なので、特にミュートのテクニックがとても大切です。

なんで繊細なのかというと、「電気を通して音を増幅させている」からです。

ちょっと指を引っ掛けただけで音が「ポーン」「ブブブ」と鳴ってしまいます。
音を歪ませるとなおさらで、ミュートができないとただの騒音楽器になってしまいます。笑

今回はクリーントーンで音を出しているので比較的ノイズが目立ちにくいかもしれませんが、今後音を歪ませてガンガン弾いていくレッスンを行います。

その時に備えて、ミュートの基礎知識をつけていこう!というのが本レッスンの目的です。
是非挑戦してみてくださいね!


Question
02
手が!手が疲れる!指が痛いんです・・・!

疲れた時は、ガンガン休憩しましょう!

疲れたまま引き続けると、自然と姿勢が前のめりになってしまったり、押弦が力んでしまって、練習効率がとても落ちてしまいます。

何時間も引き続けるというよりも、集中して30分弾く→たくさん休むという練習量でも十分上達できます!

大事なのは「楽しみつつ、続ける」これに尽きます!
少しずつ着実に行きましょう!なにより楽しんで!


Question
03
指が短くて、親指が第一関節までひっかけられないんですが、自己流で試してみてもいいんでしょうか?

もちろん大丈夫です!

背の高さが人それぞれ違うように、手のながさ、関節の作りも千差万別です。
今回のレクチャーはあくまでも一つの手段ですので、様々な方法を試してみてください!

ただし、手に違和感を感じたり、痛みを感じたりした場合にはすぐに練習をやめ、患部を冷やすようにしてくださいね。

必要以上に力んでいたり、体の構造上無理のあるフォームにだけはならないように気をつけつつ、練習していくようにしましょう!


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