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最後の仕事を通して5年間の個人事業主活動を振り返る
個人事業主として最後の仕事、確定申告!遅ればせながら10日に完了して感慨深い気持ち。思えばスクールを始めてからずっと、帳簿付けを一人でやり続けてきました。
元々、友達経営者のすすめで簿記をやっていたこと、経営者として数字を常に認識したい事、そしてこういった作業が好きな方だから毎月やりがいを感じてやっています。
今年の法人の申告からは税理士さんに加わってもらうので、変化を伴ってくるのですが何にしても丁寧にやっていこうと思っています。
お金より居場所を求めた個人ギター教室時代
起業したての頃は正直、スクールを大きくしたいとか、法人することを目指していた訳ではありませんでした。
変な話ですが、よっしゃ!商売をするぞー!金稼ぐぞー!という感じではなかったのです。
とにかく、必要とされたい。
とにかく、役に立たせてくれ!
そんな気持ちでした。
身体的な理由もあり、バンド、演奏を辞めた身。自分が納得いく結果が出ていたわけでもない。そんな半端な自分を誇れるものすら一旦全て置いて、0からスタート。そんな背景でギター講師を始めたので、まさに藁をも掴む心持ち。
やや極端な考え方かもしれないけど、自分の人生は、この仕事が上手くいかないようだったらもう後が無い、人としてマジでヤバい。というテンションで始めたので、とにかく真剣。毎日丁寧に過ごすことを心がけて、相手に貢献することに集中して生活。
音楽さえやれればいいんだ!と勢いで毎日過ごしていた時期に比べると、日常がガラッと変わりました。
そんな風に生活を変えることに抵抗がなかったかというと、そんなことはありません。ライブも演奏もしなくなるわけだから、それなりにしんどかった。だけど、それ以上に強い気持ちで自分を変えたかったし、社会の中に居場所を作りたかった。
あとはハマり症な自分の性格に感謝しています。基本的には何にでものめり込むタイプだから、24時間、ずっと仕事の事を考えるのは全然苦じゃないし、むしろ好き。だから堅っ苦しくなる事は少なかったし、僕自身毎日レッスンをしながら、生活していたので毎日が楽しくて仕方なかった!
最初に受講生さんが入会した時、すっごい嬉しかったなぁ。よく覚えています。本当に感謝しています。
レッスンとは、自分が相手に教えているようで、実は相手から学ぶことの方が多いのではないでしょうか。分かる人には「分かる!!」となって頂けると思います。
ビジネスの可能性を知ったスクール開業ほやほや時代
個人のギター講師からスクールの運営にシフトしてからは自分のレッスンを辞めて、スクールの代表者=運営が僕の仕事になりました。
具体的には、受講生さんの希望をヒアリングして講師をコーディネートする。体験レッスン全てに行って、受講生さんの相談に乗ったり、最適なプランを提案するコミュニケーター。それが僕の現場としての仕事になりました。その他はマネジメントです。
一言でいうと、これが楽しい!!
コミュニケーション好きの自分にとって、これは自分にめちゃくちゃ合っている仕事だ!と現場に向かえば向かうほど感じられました。自分がレッスンをする訳じゃなくとも、人に貢献できる。この事実を体で知った事は、僕にとってとても大きかった。
これらの経験は僕にとって財産です。受講生さん、講師さんが僕を育ててくれた。
とはいえ順風満帆ではなかった
、、、というと綺麗事というか、とてもよさげーな感じにまとまってしまうのでやや生々しい話をすると、これらは今だからこそ確信を持って言えることで、レッスンをやめた翌日からは、プレッシャーで白髪がめっちゃくちゃ増えました。笑
僕自身がギターレッスンをすることで自身の生計を立てていたので、講師さんに全てのレッスンをお願いすると決まった直後は心と体が慣れていなかったのだろうと今となっては思います。特に講師さんが行う体験レッスンでコンシェルジュを務める時は、とにかく安心を!そして素敵なレッスンを提供しなければ、、、!と思いつめ、緊張で胃が痛くなったものです。笑
なのでスクール初めて1年くらいはずっと胃薬を飲みながら動いていました。発想に問題があると思い、気休めに白鳥のイメージをして、「首から下は汗だくでもいい。表情は明るく元気に!安心してもらうのだ!」と自分を鼓舞し続けていました。(回想)
ちょっとカッコ悪いところを出してみたけど、でも、ずっと楽しかった。変化に苦しみはつきものなので、予測はしていたし、仕事を起こすっていうのはそういうことだもんね。自営業は動かないと終わりだし、キープは退化だと思う。だから成長痛は歓迎すべき!
おらおらー!きついぜー!でもやるぜー!な精神です。
仕事は安心・信頼してもらってなんぼ
何度も安心・安心と同じ単語が出ていますが、僕たちのような生業はとにかく安心して頂くことが大事です。弊社はWEB経由で申し込みをしてもらう無店舗型のスクールなので特にそうですね。
講師さんは厳選して契約していますので各々のクオリティは高いし、各講師さんの得意分野は頭に叩き込まれているので、コーディネートの準備も万全!なので後はいかに安心してもらうかが勝負です。
安心は大きい。僕もサービスを選ぶときには安心・品質・料金の順番で選んでいます。だからメールのやりとり1つとっても洗練されるべきと思い、とにかくいいと思う企業から勉強して、自分の中に入れて、血肉にしていきました。
スクールがある意義は?
人と人の間に第3者が入ることで、より長所や素敵な性質が可視化される。この考えをとても重視しています。
ABCミュージックスクールがあることで、講師さんの価値を高められる。正確には、いいところを等身大で知ってもらえる可能性が上がる。それは結果として講師さんが才能を発揮することにつながります。
そんなスクールでありたいし、そういう居場所が必要。そんなことを毎日考えて、メモ帳に想いを書き連ねて、僕が取るべき所作、話し方、伝え方、料金説明の仕方、などのルールを決めて、実行していきました。
そもそも、僕がABCミュージックスクールを運営をすることで安心感を持ってもらえなかったら、スクールとして動いている意味がないに等しい。ABCミュージックが、大塚がついていたら安心だと思って欲しい。それは、講師にも、受講生にも、どちらにもそう思ってもらえるからこそ、スクールの存在意義が生まれると思うのです。
それがスクールがあることの最低基準だと思っています。そこにさらに付加価値を加え続けて最高のスクールにしたい。動き方は徐々に変化していっているけど、その気持ちは今も昔も変わっていません。
入会率90%
おかげさまで開業してから今まで、ABCミュージックの体験レッスンの入会率は80%に始まって、現在では90%まで伸びました。直接お会いした受講生の90%に入会してくれることは、今でも誇りに思っています。
極端な考え方ですが2014年あたりは、「外から見たらどの会社も同じように見えてしまうのが音楽スクールだから、会ってからが勝負!」と本気で思っていました。今は多少考えが違うというか、マーケティングを学ぶことで違った見え方をしてきているのですが、当時はかなりアナログな思考で動いていました。
でもそれが考えを突き詰めるきっかけになったので、結果オーライ!
あ!気づいたら3000文字くらい書いてる!
続きは後半に分けます!ABCミュージックスクール代表の大塚(@tuca_abcmusic)がお送りしました!
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