DAWソフト
2020.12.05
2019.12.20




生のストリングスを意識して打ち込む場合、高音パートから、
・1st バイオリン
・2nd バイオリン
・ビオラ
・チェロ
の4つの音でアレンジするのが基本です。これを4声といいますので、覚えておきましょう。
ないところを補うことも、ストリングスアレンジの大事な役割です。

ストリングスのバッキングはまず、前後のコードの中で同じコードトーンを見つけること。そしてコードトーンを無闇に動かさないようにステイさせながら、時にコードにテンションを加えていくと浮遊感が出て良いと思います。
ポップスやロックの中だとピアノやギターなどすでにコードを奏でる楽器がいる事が多いので、コードトーン毎に音が変わるとどこか雑多で忙しない印象を与えてしまいます。それらに注意しながらアレンジをするとよいと思います。

サビなどで壮大な演出をしたい時は、上でも書いた通り、基本あまり音が上下しないようにして浮遊感のある演出をします。
そしてボーカルのメロディが途切れた時にオブリガードとして少しフレーズを入れる(point.2)。こうすると今まで動きが少なかった分、わずかに動いたフレーズでもとても映えます。
ご自身の楽曲で是非試してみてください!
色々なテクニックを入れてみました。
4声が全員でハモったり(point.3)、2声ごとにメロディとバッキングに別れたり(point.4)、時には対位法で別の動きをする(point.5)なんて事もできます。
これらはあくまでも一例ですので、楽曲の盛り上げなどを考えて色々なアプローチを知っておくと良いと思います。まずは見よう見まねでもokですので、ご自身の楽曲でアレンジを行ってみてください。今までより少し違ったきっかけが得られると思います。
AメロやBメロからストリングスが入り徐々に盛り上げサビ頭で一番盛り上がるようにしたい場合(王道!)、ベロシティや音量で盛り上げる事も大切ですが、ボイシングにも注目してみましょう。
point.6に注目です。
クローズドボイシング(音の積み重ねを狭くする)でビオラ、チェロの2声で入っています。音数が少ないことで、2つの音それぞれに注目させることができます。物語のはじまりを予感させるような印象を与えられるアプローチとも言えますね。


音を足したいけど厚みを出し過ぎたくない時やボイシングを増やしたくない時などにユニゾンはとても有効です。ユニゾンしつつ、メロディを弾く時だけハモるという手もあります。曲が最高潮に盛り上がっている時や、一番伝えたいメロディーを聞かせる時なんかにぴったりハマるアプローチと言えるでしょう。是非試してみてください。
また、ユニゾンさせる時にはそれぞれの音色を別のものにしましょう。全く同じ音色だとユニゾンをしてもそこまで印象が変わらない可能性があります。

基本的にはオクターブで同じ動きをして、メロディを演奏する時はハモっていますね。
オクターブでフレーズを入れる事でストリングスのパートが目立ち過ぎず、しかし丁度良く主張してくれます。メロディだけハモるとフレーズが1歩前に出てきますので、目立たせたい箇所をハモらせています。曲によっては1stと2ndバイオリンはずっとオクターブで入っていても良いかと思います。

以上、ABCミュージックスクールDTM教室科・菅谷豊でした。
また次回、お会いしましょう!
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皆さんストリングス、何となくアレンジしちゃってませんか?J-POPやロックでストリングスは非常によく使われる楽器ですよね。
ちょっと気を使ってアレンジすると、打ち込みでもより素晴らしいアレンジになりますので是非ワンランク上のストリングスアレンジに挑戦してみて下さい!
今回は参考曲として、J-POPで多く使われるようなコード進行にわかりやすいストリングスアレンジで作ってみました。
使用している音源は以下の2つです。
・ストリングス=Garritan personal orchestra
・ピアノ=Ivory II
まずはスコアを見つつ音源を聞いてみましょう。譜面が読めなくてもokですので、読めない方は音の展開をなんとなく頭に入れていきましょう!